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オーディオコメンタリーに原田監督がいない
原作は黒田博行の「勁草」とのことだが、映画情報などによると、大分原作を改変しているらしい。そもそも小説の主人公は男だが、女性(安藤サクラ)に変更、相棒役も血の繋がらない弟(山田涼介)という設定。この改変は原作者に断って了解しているのだろうが、そうでなければ原作重視の作家ならば大問題になるだろう。テレビドラマだが漫画原作者と揉めて大変な事件になったことは、まだ目新しい事例だ。
筋立ても大分変えているらしいが、小さな世界の出来事の割には登場人物も多く、結構複雑に入り組んでいる。
なお、音声特典でオーディオ・コメンタリーがあるが、原田眞人監督が不在、これがコロナに感染したためだという。この時代ならではといえるが残念なことだ。
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リー・イン・カーネイション裁判開廷
ロバート・ワイズ監督と言えば、一般的には「ウエスト・サイド物語」、「サウンド・オブ・ミュージック」の人で、ミュージカル映画の巨匠と思われているかもしれないが、ミュージカル映画はそれほど多くはなく(他に「スター!」くらいか)、作品のジャンルは実に幅広く多彩。SF(「スタートレック」、「アンドロメダ…」等)、戦争物(「深く静かに潜航せよ」、「砲艦サンパブロ」)、メロドラマ(「ふたり」)や人間ドラマ(「罠」、「傷だらけの栄光」、「私は死にたくない」)、そして、この作品のようなホラー映画は、デビュー作が「キャット・ピープルの呪い」(1944)であり、「たたり」(1963)もある。
マーシャ・メイソンの娘を、自分の娘オードリー・ローズの生まれ変わりと信じるアンソニー・ホプキンスは、その娘を誘拐したとして裁判にかけられる。リー・イン・カーネイション(輪廻転生)をテーマに大真面目に裁判が行われる。当然マスコミの注目の的となり、インドの大僧正が出て来て証言したりする。そして、催眠術によって生まれる前にまで遡りオードリー・ローズの記憶を引き出す。しかし、ここでの出来事は裁判の証拠として採用されるのか。しかも、結果的にこの催眠中にその娘は狂乱状態となり、死んでしまう。アンソニー・ホプキンスは「魂は救われた」みたいなことを言うが、両親は納得できるのか。その女の子もこんな騒ぎに巻き込まれなければ、普通に生活できただろうし、現実の裁判だとしたら、当事者が亡くなる事態となったら大問題だろう。そんなことを非現実のホラー映画に言っても仕様がないか。
アンソニー・ホプキンスはまだ若く、後年のレクター博士のような貫録、オーラはない。
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相葉雅紀 山本光 榮倉奈々 高橋杏奈 ハン・ヒョジュ テ・ソヨン 生田斗真 北山一路 小市慢太郎 ...
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バンプ
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思ったよりきれいな商品で、楽しませていただきました。また欲しい商品が見つかりましたら、お願いしたいと思います。
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状態は良好です、とても良かったです。今度は他の物も探します。
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核ミサイル一発終了
1985年制作作品だから、もう約40年も前の作品だ。当時見ていたと思うが、タイトルのみ覚えていて(オバタリアンという言葉が流行語になった)、内容は全然覚えていなかった。
もっとコメディ寄りの作品かと思ったら、意外と真面目にゾンビ映画をやっている。ラストもビックリ。軍に通報したら、即現地に核ミサイルを一発撃ち込んで、街全体を破壊して終了。約4000人の死者で済んだと、素晴らしい結末で唖然とする。アメリカ映画しか出来ないだろう。今だったら間違いなくネット上は非難轟轟で、上映中止になってもおかしくない。
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二階堂ふみのひとり芝居
二階堂ふみは、第一作目の時に二作目はもういいと言っていたらしい。それ故か、この二作目では二階堂は滋賀へは行かず、埼玉に留まったままだ。撮影日数も3〜4日だったらしい。殆ど他の出演者と絡まず、ひとり芝居が多いので当たり前だ。インテリの二階堂としては、付き合いで二作目には出たが、積極的ではなかったので、こういう作りになったのではないかと推測する。それでも、二階堂はイベント等の挨拶には出てくるのは、さすがだ。契約でそうなっていたのかもしれないが。そこでも、「3作目は作らなくていい」とハッキリ言っている。
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SFアクション映画の最高峰
さすが4K ULTRA HD、今までのブルーレイ画質より一段とクッキリハッキリした映像になっている。この映画はご存知の通り宇宙(惑星)を舞台にしているので、暗い場面が殆どなのだが、濃く深い映像で美麗に再現されている。
この作品を初めて見たのは勿論公開時1986年だからもう38年前、自分も30代に入ったばかりで若かった故、前作の「エイリアン」とは全く違ったアクション映画になっていて、吃驚したが息をもつかせぬスピーディな展開にワクワクしたものだ。
しかし、今回見直して見ると、実際エイリアンが出て来て戦い始めるのは、完全版で1時間13分も経った頃、映画の丁度半ばで意外と遅い。今時の映画を早送りで観る世代には展開が遅すぎると思うかもしれない。
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日本語吹替え音声がない
4K ULTRA HDの画質は、海中、潜水艦の室内等暗いシーンの多いこの映画の映像を美麗に再現し、申し分ない。しかし、音声仕様では完全版DVDにあった日本語吹替え音声を収録せず、高価なHDブルーレイを買わせておいて、今時信じられない思いだ。劇場公開版にはあるのだから、権利関係であることは分かるが、そこをクリアーして発売するのが、メーカーの良心でしょう。画質・内容は満点だが、そこで減点1。
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複葉機の飛行シーンが見せ場
ジョージ・ロイ・ヒル監督、ウィリアム・ゴールドマン脚本、ロバート・レッドフォード主演という座組みは、アメリカン・ニューシネマの名作「明日に向かって撃て!」と同じ。しかし、あれほどの面白さ、高揚感はない。複葉機の飛行シーン、特にラストの決闘(?)シーンは、その主観ショットもあり確かに迫力満点で見せる。そこが最大の見せ場で、話はあまり面白くない。
後半、映画の監督(プロデューサー?)が「スタントマンが既にふたり死んでいる」と言う。今だったら間違いなく撮影中止だが、創成期のハリウッドでは当たり前、普通の出来事だったか。当時飛行機を題材にした映画が何本も作られているが、本当にこうした犠牲のもとに作られていたのだなぁと思うと感慨深い。
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評価 5.00 ゴッ爺 (27件) 70代以上/男性 |
2024年05月28日 11:22 |
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良い製品
映像もよく、考えさせられる話題の映画でした。
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肉体改造の集大成的作品
デビッド・クロネンバーグ監督は年齢を重ねる毎にその作品は先鋭化し、もはや常人の思考、理解を超えている本当の変態である(褒めている)。作中に耳を全身に付けて踊っている人のシーンがあるが、訳が分らん。この作品を見ると、初期の「ラビッド」や「ザ・ブルード」、監督を一躍有名にした「スキャナーズ」、「ヴィデオドローム」、「ザ・フライ」は分かり易く可愛いものだ。
肉体の変容や改造が彼の終始一貫したテーマであるとするならば、この映画はその集大成的作品であることは間違いない。人間の体にジッパーを付けて、それをレア・セドゥが舐めて官能に浸るなんて、クロネンバーグ以外誰が考えるか。クロネンバーグの頭の中はどうなっているのか。変態知性の最高峰であることは間違いない。
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公序良俗に反する映画
一言で言えば、今まで見たこともないシュールな映画だ。話の内容も映像もブッ飛んでいる。エマ・ストーンは全裸(ヘアヌード)も厭わぬ怪演で、あっけらかんとSEXするし、アカデミー賞主演女優賞の甲斐はあった、という訳だ。その他、美術賞、衣装デザイン賞、メイクアップ&ヘアスタイリング賞を受賞した。これらの受賞が何よりもこの映画を語っている。
しかし、見る人を選ぶ映画であることも確か。公序良俗に反する映画である。道徳的に真面目な人からは反撥を喰うだろう。
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最後まで見終わった時感動の涙が溢れた、TWICEの心の込められた彼女たちの行動に胸が熱くなった。
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イザベル・ユペールってこんな人だったけ?
如何にもフランソワ・オゾン監督らしいコメディ。殺人事件を扱って喜劇にしてしまう手腕は、本邦で言えばつかこうへいか三谷幸喜か。
映画は後半から出てくるイザベル・ユペールが全てをさらってゆく。その怪演、女優オーラで若手二人をあっさり抜き去って、場をさらってしまう。この映画は私の映画よと言う訳だ。しかし、自分はイザベル・ユペールと言えば「天国の門」(マイケル・チミノ監督)のヒロインの印象が強いので(何十年前だよ!)、こんな人だったのかと思う。
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ルーク・スカイウォーカー登場
自分はスチールブック仕様のディスクはあまり購入した事はないのだが、今回の購入オプションの中ではこれしかなかったので購入。しかし思いの外格好良い仕様で満足。
「スター・ウォーズ」シリーズのスピンオフ作品との位置付けで、各章の冒頭に恭しく「STAR WARS」とタイトルが出て、その世界観・背景はシリーズと繋がっており、主人公のマンダロリアンは「スター・ウォーズ」シリーズお得意の孤高のバウンティハンターである。
配信作品であるにもかかわらずシネマスコープで描かれた宇宙(船)の描写、アクションシーンやSF的ビジュアルは見応え十分で、本編の「スター・ウォーズ」に優るとも劣らないクオリティを保っている。
また音楽がドラマチックで、非情に格好良い。名前は、ルドウィグ・ゴランソンとクレジットされている。自分は知らなかったので調べてみると、映画音楽は「クリード」シリーズや「ブラックパンサー」シリーズ、「テネット」、「ヴェノム」、最近では話題の「オッペンハイマー」を手がけている。業界では有名な才人だった。
ラスト、ルーク・スカイウォーカー(マーク・ハミル)が現れて続くのだが、シーズン3は発売されるのだろうか。
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買ってからモノクロだと気がつきました。内容は今までのゴジラ映画になくひとそれぞれの内面が良く描かれていると思います。
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後日見るためにメディアを購入した
最近、[トップガン マーヴェリック]は アマプラ会員は無料で視聴できます。早速視聴❗️
前作の[トップガン]続編ふうに話しは進みますが後半は楽しくワクワクしながら また後日
見ようと思い購入した。
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荒井晴彦監督の白鳥の歌
綾野剛と今をときめく道長様柄本佑主演、ふたりの間を取り持つヒロインはさとうほなみ。自分は知らなかったが、彼女はほな・いこか名義でゲスの極み乙女のドラマーでもあるらしい。特別の美貌でも若くもないが、荒井晴彦監督の眼鏡に叶って抜擢されたようだ。大胆に脱げるというのも抜擢の要素か。最近のそこそこ売れている若手から中堅の女優はまずヌードにはならない。例外としては二階堂ふみがおり、「この国の空」で荒井晴彦監督作品を経験済だが、その時より知名度と女優としての格が上がり、ギャラが高くなったか、荒井監督とはそりがあわなかったか。
内容は荒井晴彦好みで、男と女の間のグダグダダラダラ感を描いている。背景は1980年代のピンク映画界なので、本人の体験も入っているのだろう。そして、ラストに延々と6分間フルコーラスで歌われる(綾野とさとうのデュエット)山口百恵の引退曲「さよならの向う側」は、荒井晴彦監督にとっても白鳥の歌なのか。
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戦争帰りの男たちの戦い
終戦直後という時代設定故か、前作の「シン・ゴジラ」と違い、今作では国家(政府)は出て来られず、民間主導で戦う。そして野田健治(吉岡秀隆)は宣言する、「今度の戦いは死ぬための戦いではない、未来を生きるための戦い」だと。「本作戦では1人の犠牲者も出さないことを誇りとしたい」と、先の大戦のアンチテーゼを述べる。
せっかく復興してきた銀座を、以前よりも酷く破壊し尽くすゴジラは、ゴジラ映画史上最悪の怪獣だ(犠牲者3万人も最大の死傷者かも)。ラストでは一旦海に沈んだが、再生するようなので、数年後(昭和29年)、再度ゴジラは東京に襲来し、今度は国家(防衛隊)が前面に出て戦うことになる。これで永遠に循環することになるのか?
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苦いカタルシスが相応しい
「インファナル・アフェア」3部作は過去にブルーレイ化されているのだが、改めて3部作の4K化ブルーレイの発売は、前回購入しなかった自分としては朗報だった。今回は4K ULTRA HDも発売されているのだが、価格が3,000円以上違うので通常の4Kレストア版を購入。過去ULTRA HDブルーレイと通常のブルーレイを(大体同梱されているので)見比べて見ると、当方の50インチ程度の画面では殆ど画質は変わらない(色調、明度の違いはあるが好みのレベル。唯一素人でも違いが分る程目を見張った4K ULTRA HDのソフトは「暗殺の森」だったが)。
映画第1作の内容は広く知られているが、ラスト、トニー・レオンが死んだ後、書類が見つかって警官であることが証明されたとあっさり字幕で説明されるが、そんな簡単に分かるならそれまでのサスペンスは何?と言いたくなる程の拍子抜け。顕彰的な葬儀のシーンで終わるが、繰り返しになるが、ここまで描いてきた内容からすれば警官だったことは分からず、報われない終幕となる苦いカタルシスの方が相応しかったのではないか。
第2作は、1作目の前日譚で、あゝそうかという感じ。最終作は、1作目の後日譚と1作目で描かれたトニー・レオンの姿を(死んでいるので)別角度から描く。
画質は3作ともブルーレイとしては満足な出来で、今までのソフトよりも格段に美麗である。
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青春時代とジャニスに・・・
未だ見る時間が取れませんが、青春時代とジャニスに想いを馳せています。
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評価 5.00 たつじーはま (5件) 70代以上/男性 |
2024年04月27日 13:49 |
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いつも注文しているが、きちんと包装され丁寧に扱われている。安心して注文ができる。値段も安いのもありがたい。
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ブルーレイ画質ではない
まず画質が驚くほど悪い。とてもブルーレイとは思えない。近年のソフト高画質化の時代に、何だこれはという感じである。もちろん、元々のデータ(素材)が悪い所為であろうが、VHSテープ並みで、レストア等していないのでブルーレイといえどもどうしようもない。販売会社の良心の問題はあるが。
作品の内容は、世界史上に有名なトロッキー暗殺事件を史実に忠実に描いたとの事だ。トロッキーは自分が狙われているのを十分に承知しているので守りを固めていたが、一瞬の隙と油断から暗殺者の手に掛かってしまう。暗殺者を演じるのはアラン・ドロン、トロッキーはリチャード・バートン、ドロンの愛人役はかって実生活でも婚約関係にあったロミー・シュナイダーと豪華配役だ。さすが、ジョセフ・ロージー監督作品だが、史実に忠実である故か淡々とした演出で、スリルとサスペンスに溢れる娯楽作品ではない。
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世界史は新時代を迎えた
1789年から始まるフランス革命を、世界映画史上の巨匠のひとりジャン・ルノワール監督が一般市民目線で勃発から描いた132分の(当時としては)超大作。後半は大量の兵士、兵器、馬を動員した戦闘アクションとなる。ただし、132分でフランス革命の全貌を描ける訳もなく、その一部を切り取ったものだ。そして、ラストはヴァルミーにてフランス軍がプロイセン歩兵隊を撃退して、その勝利を目撃したドイツの詩人ゲーテの、「今日この地で世界史は新時代を迎えたのだ」という言葉で閉めくくられる。
1938年約90年前の作品なのでHDレストアしたとしても、4KHDではないので目を見張る高画質ではない。キズも残っている。映像特典として入っている同監督の「マッチ売りの少女」は更に10年前の1928年の無声映画だが、10年で「マッチ売りの少女」から「ラ・マルセイエーズ」になるのだから、この間の映画自体の進化は素晴らしい。
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映像と音楽が素晴らしい
大型電化製品店に行ったとき、在庫がなかったため注文しました。モリコーネの音楽は昔から聞いているので映像とともに聞くことが出来て満足です。
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幻惑的なセピア調の映像
この監督の作品で一番有名な作品は、次回BOXに収録される(予定の)「ダンサー・イン・ザ・ダーク」だと思うが、自分が初めて目にしたのは、このBOXの(監督としても長編)1作目の「エレメント・オブ・クライム」だった。主人公の捜査官が不気味な連続殺人鬼を追うという外形からは想像もつかないシュールで陰鬱な映像が続く。セリフも哲学的で、一見しただけでは訳が分からない。その分からなさがこの映画の魅力になっている。
映像的には全編暗い画面なので、過去のDVDでは黒く潰れていたり再現性に問題があったが、さすがブルーレイの「4Kデジタル修復版」だけに、セピア調の映像は幻惑的で素晴らしい。
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退廃的な映像美
「ヘカテ」、「ラ・パロマ」で有名なダニエル・シュミット監督2作品のセットBOX。正直、前記2作品程有名ではない。どちらかと言えば地味なマイナーな作品である。しかし、「デジャヴュ」は奇妙な鈴を媒介にして、主人公が過去と現在を往き来する(妄想?)という奇抜なSF的発想。今で言えば、「不適切にもほどがある」とコンセプトは同じである。しかし、描かれているジャンルで言えば悲劇と喜劇で真逆である。「天使の影」も悲劇の人間ドラマだが、どちらも退廃的な映像美が魅力である。
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隠されていた歴史の汚点
メインの出演者が凄い、地上波のテレビや大手の映画から締め出された俳優ばかりだ。東出昌大やピエール瀧、豊原功補、永山瑛太(事件を起こしたのは弟だが)、水道橋博士。監督・脚本は反権力の旗幟鮮明な森達也に荒井晴彦。また、可愛い「なっちゃん」だった田中麗奈がこういう社会派系インデペンデント映画に出るようになったかと感慨深い。
しかし、描かれた内容は相当ハードで恐ろしい。幾ら大正末期の一般に人権意識の低い時代だったとはいえ、また関東大震災による混乱に乗じた時代背景があったにしても、女・子供(胎児)を含めて9名(胎児を数えれば10名)もの人間を虐殺し、川に流してしまうなど人間としてやって良い事なのだろうか。映画でも台詞にあるが、朝鮮人なら、被差別部落出身者なら殺して良いのかという話だ。裁判記録によると、当事者たちは全く反省していなかった(世論も味方した)ようなので、これは現代からの視点故に言えることになってしまうのだろうか。
舞台挨拶で東出昌大は、これだけの大事件ならばハリウッドでは何度も映画化されているだろうと言うが、日本では大手の映画会社では出来ず、「反日映画」と言われてしまうと(事実そうなっている)。東出は過去のドラマ・映画では情けない役や気弱な役が多かったが、意外と硬骨漢だったのだと思う。現在のワイルドな風貌、生活も納得。
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ダリオ・アルジェント監督の「首」
10年以上振りに見たので、その内容をすっかり忘れていたが、こんなに首(斬り)をフィーチャーした作品だったのかと改めて思った。冒頭からいきなり首チョンパで、昨年公開された北野武監督の「首」もかくやという内容で、ダリオ・アルジェント監督の「首」と改題した方が良いんじゃないかと思う。とにかく出演者は皆首を切断されて死んでゆく。しかもご丁寧な事に、肉体から離断された首が最後まで喋ったり、絶叫するという趣向は最高だ。
4Kレストアされた映像は、DVDを遥かに上回り、申し分なく綺麗な仕上がりである。しかし、DVDでは作家アラン・ジョーンズという人が音声解説をしているのだが、このブルーレイではアレクサンドラ・ヘラー・スミスという人が行っていて別人である。権利の関係で前者の解説を収録出来なかったのだろうが(2種3種の音声解説が収録されているブルーレイは珍しくない)、残念だ。従って、昔のDVDも処分出来ないという事になってしまった。
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禿になる薬?
4Kレストアと書いてあったが、画質はそんなに良くない。
ジェフ・リーバーマン監督は超怪作「スクワーム」を撮った人だが、あの映画に比すれば、この映画はまともな映画である。この監督は、映像特典として入っている短編映画「The Ringer」(LSDのドキュメンタリー短編映画)を見ても分かるように、ドラッグやLSDに関心が高いのか(自身の経験?)、この映画ではその影響で、人が狂暴・パニック、そして禿になるという話である。このあたりが一筋縄ではゆかない監督である。
主演のザルマン・キングは後にミッキー・ローク主演で「蘭の女」を監督した人で、この他にも何本かエロチックな映画を撮っているが、自分は監督としか認識していなかったので、元々は俳優だったことはこの映画で初めて知った。
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