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ミステリー・サスペンス
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1件~23件 (全 23件)
本ですので内容や評価は控えますが、よい本だったことは書き添えます。
商品や読後感には大変満足しています
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本ですので、本の内容や評価は控えます。
商品や読後感には大変満足しています
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評価 5.00 坂枝圭 (217件) 60代/男性 |
2024年04月24日 22:42 |
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焔と雪 京都探偵物語
元刑事の私立探偵・鯉城武史と共同経営者の安楽椅子探偵・露木可留良とのコンビが,大正十年頃の京都を舞台に活躍する本格ミステリの連作短編集.とても面白かった.
5話で構成.鯉城の一人称視点でハードボイルド調に進み,最後に露木が謎を解く.京都の世相や地理の描写がレトロな雰囲気を醸し出す.
ただし,第四話だけは露木の一人称視点.幼馴染の二人の出会いで書き起こし,九歳頃に起こった殺人事件を推理して関係が確定する.後半のドンデン返しに驚いた.回収されない伏線が幾つもあって気になってはいたが・・.第五話は安楽椅子探偵を介さず,ほぼ純粋な私立探偵物.事務所開設の経緯にも言及する.
表題の「焔」は露木の象徴だが,「雪」の方は何やら分かり難い.雪を印象的に描く第五話は鯉城だけが活躍するものの,彼から雪は連想できない.古都の象徴か,露木の二面性か?
百年経つからだろう,大正後期を扱ったステリが最近目につく.京都が舞台の本作を,同年代の東京を舞台とする夕木春央の作品群と比べる楽しみ方も可能だ.最後に「真逆」について.多くは驚きや疑念の意「まさか」と読ませていたが,一ヶ所だけ「まぎゃく」正反対の意だった.混在は珍しい.
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評価 3.00 戦国時代狂 (496件) 70代以上/男性 |
2024年04月21日 12:49 |
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古本屋の店主通称イワが織りなす書籍と事件の組み合わせが面白いイワさんの孫との絶妙なコンビが作品をより一層面白くしてる。一般文学通算2358作品目の感想。2019/12/14 20:15
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評価 3.00 戦国時代狂 (496件) 70代以上/男性 |
2024年04月21日 12:46 |
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元写真館の古家に引っ越した花菱家。写真に関わる心霊、念写に事件を独自の視点で解決していく。高1の英一と小学生の光(あだ名ピカ)とのコンビが抜群に面白い。一般文学通算2378作品目の感想。2020/03/12 17:10
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評価 3.00 戦国時代狂 (496件) 70代以上/男性 |
2024年04月21日 12:46 |
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第4話鉄路の春は弟光(ピカ)、垣本順子を中心にほのぼのとした内容で無難にまとめた出来だった。一般文学通算2378作品目の感想。2020/03/16 10:35
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評価 3.00 戦国時代狂 (496件) 70代以上/男性 |
2024年04月21日 12:43 |
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”中学生探偵がバラバラ殺人に挑む”とあるがそうとは言えない。むしろ最後は犯人に捕らわれの身となってしまう。普通には面白いが評価は☆3つが妥当。一般文学通算2359作品目の感想。2019/12/16 16:05
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評価 2.00 戦国時代狂 (496件) 70代以上/男性 |
2024年04月21日 12:42 |
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この現代にガーゴイルの実物はいるのか。指などを切る連続殺人事件との関連は。上巻ではまだ見えてこない恐怖となんなのか。結末も楽しみだ。一般文学通算2428作品目の感想。2020/09/07 16:15
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評価 4.00 戦国時代狂 (496件) 70代以上/男性 |
2024年04月21日 06:32 |
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人体実験、臓器売買、不法臓器移植。フィリピンでアメリカの製薬会社が研究所で人攫いで行われた数々の謀略を瀬島ら素人が巨悪に挑む。読み応え十分な作品だった。一般文学通算2415作品目の感想。2020/07/31 17:10
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評価 4.00 戦国時代狂 (496件) 70代以上/男性 |
2024年04月21日 06:31 |
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アメリカで日本人が起こした殺人事件裁判を題材にした作品。結果ら言えば殺人を犯した15歳の少年でも、第一級殺人で無期懲役、第二級殺人でも最低25年の刑期に処せられ服役後に自立の道をほぼ絶たれてしまう刑期を少年に課すことが出来るのか。日本の裁判制度と米国の陪審員制度を比較しながらその制度の矛盾点を突き殺人被告人を無罪にした画期的な裁判を垣間見た。こうしてみると日米双方どちらの制度が良いというものではないことがよく理解できる。一般文学通算2411作品目の感想。2020/07/13 20:30
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評価 3.00 戦国時代狂 (496件) 70代以上/男性 |
2024年04月20日 17:32 |
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面白かったのは後半の数十ページ。途中まではバラバラな断片がどう結びつくかを楽しみにしながらもなかなか先が見えなくてやきもきした。主題のクーデター、外国(北朝鮮)からの侵攻など国内の危機管理、法整備が全く機能してない日本の政治システムを破壊し新たな体制を作るために新興宗教家らが決起し立ち上がる。自衛隊員の一部を巻き込み作戦は勧められたが、作戦隊員の武器のちょっとしたミスが致命的な破たんを迎える。計画がしっかりしていそうで結構杜撰さが目立った。一般文学通算2412作品目の感想。2020/07/19 20:05
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評価 4.00 戦国時代狂 (496件) 70代以上/男性 |
2024年04月20日 17:31 |
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シリーズ3作目だが実読は5作目となった。最後はスカッとする結末だった。朝倉恭介の只物のではない点が良かった。一般文学通算2413作品目の感想。2020/07/24 14:05
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評価 5.00 戦国時代狂 (496件) 70代以上/男性 |
2024年04月20日 17:30 |
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朝倉恭介と川瀬雅彦がついに遭遇かつ本作品最終話。6作品すべて面白かった。麻薬取締法違反、殺人罪などとても支持できる人物ではないが作品に触れるとなぜか憎めない。つい応援してしまう自分が恐ろしい。完璧なまでに鍛えられ戦士も最後に着て綻びが見始めた。果たして朝倉は川瀬の銃弾で死んだのか?海へ落ちた後あの体で逃げ切れたのか。苦い跡見を残した作品だった。一般文学通算2414作品目の感想。2020/07/27 20:20
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評価 3.00 戦国時代狂 (496件) 70代以上/男性 |
2024年04月20日 17:29 |
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前作の宿命のような独創性がない。現実の自民党が敗退し民主党政権が発足するありさまをそのまま作品にしたとしか言いようのないものになってしまった。けれでは前作が浮かばれない。一般文学通算2417作品目の感想。2020/08/07 19:50
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評価 3.00 戦国時代狂 (496件) 70代以上/男性 |
2024年04月20日 17:27 |
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3作の山岳短編集。注目はやはり「灰色の北壁」だろうがここに登場する山、「ホワイト・タワー」と呼ばれる海抜7981mのカスール・ベーラ、初登頂者日本人という設定。どんな山かと調べてみるとこれがなんと架空の山。これには騙された。これが架空の山ならばヒマラヤのその他を紹介した山の名、海抜、初登頂者、年代などが全て架空に見えてくる。さすがにエベレスト、K2は山の知識がない小生でもわかるが参った。もっとはっきりヒマラヤの○○山、海抜15000mとして書いた方が明快だった。一般文学通算2420作品目の感想。2020/08/13 15:00
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評価 3.00 戦国時代狂 (496件) 70代以上/男性 |
2024年04月20日 17:26 |
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一見若手弁護士の挫折と、成長を描いたように見えるが決してそうではない。やり手の弁護士事務所で殺人事件の弁護を引き受けることに。もちろん主任弁護士は当事務所の経営者でもある。正当防衛を勝ち取るために弁護を進めるのだが何故か被告人の供述に納得ができない。やがて弁護団から降ろされ、事務所を去る。被害者の娘と知り合いぎこちない関係を続けるうちに真相を見つける切っ掛けを得て、事務所の所長を窮地に追い込んでしまう。一筋縄では行かない展開が良かった。一般文学通算2407作品目の感想。2020/0703 17:20
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評価 3.00 戦国時代狂 (496件) 70代以上/男性 |
2024年04月20日 17:25 |
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外交官黒田康作が活躍するテロ撃退作戦。特に武術など特殊な技量があるわけでも無く何かと口出し本職を忘れのめり込んでいくタイプ。それでも事件を解決していくところに面白さがある。一般文学通算2421作品目の感想。2020/08/15 16:10
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この商品を読むのを楽しみにしていました。ありがとうございます。
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評価 4.00 戦国時代狂 (496件) 70代以上/男性 |
2024年04月20日 05:47 |
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東京近郊で新しい農業を手掛ける三浦、系列の野菜加工工場で働く栄美らが直面する食の安全をテーマにした作品。服部 真澄著『GMO』を思い出す。農薬、食品添加物、遺伝子組み換え食品を巡るしたたかな抵抗はやがて勝利を勝ち取る。しかし新たな食を脅かす輩は後を絶たなく出てくるだろう。一般文学通算2299作品目の感想。2019/07/27 13:45
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評価 3.00 戦国時代狂 (496件) 70代以上/男性 |
2024年04月19日 18:14 |
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元警察犬のマサが主人公の短編連作作品。マサが活躍すると思いきや全くと言っていいほど活躍はしない。元警察犬として事件解決に多少は役に立ってはいるが。住宅地で起きる日常的なものから殺人事件まで5作品あるがどれも中程度の内容だった。一般文学通算2318作品目の感想。2019/09/15 09:25
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評価 3.00 戦国時代狂 (496件) 70代以上/男性 |
2024年04月19日 12:00 |
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大日銀行検査部の秋岡らはシンガポール支店のアシスタントディーラーが自殺したとの報告で支店監査に出向く。そこで支店内での不正を発見。かかわっていたのは秋岡の友人でもあるディーラーの沖鳥らであることを突き止めるが決定的な証拠がない。銀行トップはこのことをひた隠しにするために沖鳥らを咎めず高額な退職金まで用意し事実を究明しようとする。銀行が不正に損をし儲けさせた相手からキックバックを受け取る算段。この裏には中国ウィグル自治区の開放戦線との複雑な絡みが浮き彫りになる。イスタンブールへ逃げた沖鳥らを追い秋岡も休職願を出してまでトルコへ。末は悲惨であるが、一銀行員のやることではとてもない。部下を死なせて復讐劇にも見えるが秋岡の行動はとても称賛とは言えない。むしろ銀行の不正を隠す確信犯である。一般文学通算2147作品目の感想。2018/10/19 15:35
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評価 5.00 戦国時代狂 (496件) 70代以上/男性 |
2024年04月19日 06:28 |
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水沢 渓作品の中でも飛び切り面白い作品だった。酒造メーカー対国税庁の果てしなき闘い。税率の戦いではなく日本酒の特級、一級、二級の意味のないランクと販売の許認可制度への長い戦いの末勝ち取った自由化。国税庁や税務署を扱った多くの作品は企業や個人の脱税摘発ものがほとんどでいわば正義の味方ものが主流の中で本作品は国税庁の不当な嫌がらせ、悪事に焦点を当てた点で素晴らしかった。一般文学通算2156作品目の感想。2018/11/05 22:50
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評価 4.00 戦国時代狂 (496件) 70代以上/男性 |
2024年04月19日 06:25 |
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このシリーズは凛田莉子のロジカルシンキングに対抗したラテラルシンキングで売り出す特等添乗員αの浅倉絢奈を主人公とした作品が始まる。初回作品で中卒のまるで頓珍漢な絢奈を再教育し一端の人間に成長させていく壱条の存在が気になる。まずは特等添乗員αの誕生に注目したい。一般文学通算2259作品目の感想。2019/05/24 14:20
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