hako-tuさんの商品レビュー

司馬氏が小学生に向けて書かれた文章．「洪庵のたいまつ」も収録．89年に小学校国語の教科書に採用されている．総ルビなので低学年でも読めるが，一人で読ませるより親子でじっくり読むように書かれた文章のように思う．司馬氏は二十一世紀を見ずに逝ってしまったが，大変丁寧に選び抜かれた言葉で子供たちに「生」を語っておられる．「自分に厳しく相手にやさしく」という言葉には思わず立ち止まってしまった．今，NHKの大河ドラマ「功名が辻」を子供と一緒に見ているので，このお話を書いた歴史小説家さんが子供たちに書いたお話だよと言って一緒に読もうと思う．

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各地方の名産品や特徴を良く解説してあり，社会で日本を勉強し始める小学校中学年から高学年まで十分に使えます．付録の「県名（と特色）」カルタも面白く勉強するのに効果的です．山や川のベスト10など小学生が知りたい情報も多く子供の興味をよくつかんだ参考書です．

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建築家としての視点で，材料木の伐採年測定など最新の科学的データも加味しながら，法隆寺の謎にせまる新説が記述されている．梅原説の反論としても書かれたようで大変興味深い．しかし本書も結構推論が多く，この時代へのアプローチの難しさ（楽しさ）を物語っているように感じた．

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使徒との戦いに少し光明が見えてくる（？）巻です．

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文字も大きく，漢字にルビが振ってあるので小学生でも読めます．大人が読んでも懐かしいです．ハードカバーできれいな装丁です．

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三成の最期が淡々と語られる様子に哀愁を感じました．多くの人間模様が描かれており大変面白かったです．

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多くの人物に焦点をあて関ヶ原の人間模様を描いているので読み応えがあります．

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2007年NHK大河ドラマの原作．武田信玄の軍師，山本勘助の後半生を描いている．派手な合戦や駆け引きはないが，信玄と側室の間で翻弄され勝頼を溺愛する勘助が簡潔に描かれている．

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てっきり「地図帳」だと思っていたら，地理関係のQ&A的な解説本だったのね．しかもペーパーバックでA5サイズ．全く想像していたのと違っていました．これはこれで勉強にはなるけど，子供の教材には不向き．さっそく本当の地図帳を買いに行かないと，，，

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梅原猛先生の現代訳の古事記．とても読みやすい．全てではないが原文も挿入されており，巻末には解説がある．以前にも現代訳の古事記を読んだが，この梅原古事記がもっとも読みやすいと思う．

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昨年暮れに新装版として出版された司馬遼太郎氏の短編集．江戸時代の大阪の人々のちょっと好色な話が多い．軽いタッチで気楽に読める．

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声に出して読む名作シリーズ第一弾です．かなり大きな活字で，ルビもふってあるので，文体は（小学生には）難しいですが，興味を持って読んでいるようです．語句の意味も注釈があります．活字が大きいので，老人にもいいかも知れないと思いました．

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「ひとりぼっちのプリンセス」の続編．年表では時代が特定されていないが，超能力が幼いので，若い時代だと思われる．

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ちょっと怖い話も混じってきましたが，この栞と紙魚子シリーズは，諸星大二郎のもう一つの側面，おとぼけ系の代表作です．いい味です．

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諸星大二郎の新刊本．タイトルの語感から，軽いホラーかと思ったが，はじめの３話は怖くて不気味，作者の真骨頂の世界である．後半の，いくつかは，軽いほのぼのホラー．こういうのは大好き．残念ながら，このグリムシリーズは今回収録分で完結とのこと．

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