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5
2017-11-16
- 商品の使いみち:趣味
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- いよいよ風雲急を告げる展開に
- 水滸伝に始まり、楊令伝と読み継ぎ、最終シリーズ「岳飛伝」（全17巻）の第9巻です。
物語は12世紀（日本は平安時代の終わり頃）、宋が崩壊した直後が舞台。群雄割拠する時代に生きた武人たちの壮大な人間ドラマが展開される。
中華では、呼延凌（こえんりょう）率いる梁山泊軍と兀朮（ウジュ）率いる金軍が本格的にぶつかるが一進一退の状況。そんな中、金の丞相・撻懶（ダラン）が病死し、金国内は政治・民生が混乱し始める。長江では梁山泊水軍の張朔（ちょうさく）率いる南宋水軍に大勝、さらに狄成（てきせい）らが、南宋の造船所を奇襲し、すべてを焼失させた。南方では、南宋の辛晃軍が小梁山に奇襲をかけるようとするが、これを察知した岳飛軍が、辛晃に重傷を負わせ撃退する。いよいよ風雲急を告げる展開に。。。
壮絶な船戦と造船所焼き討ち、それに臨む梁山泊の面々の心情の吐露、南宋の刺客に襲われ壮絶な死をとげた米商人の蔡豹（さいひょう）とその恋人・陳麗華（ちんれいか）の哀れさが印象的な一巻でした。
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■本書の基本情報
・筆者：北方謙三［キタカタ ケンゾウ］
・略歴：1947年唐津生まれ。中央大学法学部卒業。'81年『弔鐘はるかなり』でデビュー。'83年『眠りなき夜』で第4回吉川英治文学新人賞を、'85年『渇き街』で第38回日本推理作家協会賞長編部門を、'91年『破軍の星』で第4回柴田錬三郎賞を受賞。また、2004年『楊家将』で第38回吉川英治文学賞を、'06年『水滸伝』（全19巻）で第9回司馬遼太郎賞を、'07年『独り群せず』で第１回舟橋聖一文学賞を受賞。'10年に第13回日本ミステリー文学大賞を、'11年『楊令伝』で第65回毎日出版文化賞特別賞を受賞し、'13年に紫綬褒章を受章。'16年『岳飛伝』で第64回菊池寛賞を受賞。
・発行：集英社
・発売：2017年8月
・ページ数：385p
■これまでに購読した北方謙三の著書
・「三国志」（全14巻）
・「楊家将」（上、下）
・「血涙（新楊家将）」（上、下）
・「水滸伝」（全19巻）
・「楊令伝」（全15巻）
・「岳飛伝」（全17巻）…第9巻まで（本書） - このレビューのURL
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- 購入者さん
5
2017-11-12
- 商品の使いみち:実用品・普段使い
- 商品を使う人:自分用
- 購入した回数:リピート
- ずっと楽天ブックス
- 岳飛伝も11巻まで購入済みですが、１巻からずっと楽天ブックスを利用しています。１冊でもスグに郵便箱に投函してもらえるのは魅力です。しかも送料は無料。ありがたいです。
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- 購入者さん
4
2017-10-10
- 商品の使いみち:趣味
- 商品を使う人:親戚へ
- 購入した回数:リピート
- 予約購入で手元へ
- 文庫本の作成が間に合わないのか、中々手元へ届かなかったが、来たら時間を忘れて読み続けてしまう。
通勤の行き帰りで「文庫本」は丁度良いので、２〜日で読み終わる。 - このレビューのURL
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