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- poeticsun91さん
- 30代 女性 購入者 レビュー投稿 400件
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5
2023-12-17
- 商品の使いみち:実用品・普段使い
- 商品を使う人:家族へ
- 購入した回数:はじめて
- 母が子供の頃からの愛読書なのですが、手元にあるものが読み込みすぎてボロボロになってしまい、新しく購入を頼まれました。今でも枕元に置いてあり、これからもずっと我が家にあり続ける一冊だと思います。
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5
2011-08-29
- 新訳が楽しみ。
- 若くして結婚した夫婦は、生まれたばかりの子どもに夢中になる妻と、そんな彼女の様子に一人阻害されたように感じてしまう夫という状況から、気持ちをすれ違わせて別居してしまいます。元々結婚に反対だった妻の高圧的な母親の妨害もあって、関係を修復できないまま過ごしてきましたが、父親として娘と過ごす権利があるという彼からの申し出に、夏の間だけ彼が暮らすプリンスエドワード島（PEI)に娘を送り出します。そこで父親に接し人柄を知った娘は、両親が今でも互いを想い合っていると感じ、若い二人に干渉して状況を悪化させた原因（第三者の横やり）にも、今の自分なら両親の支えになれると二人の再会を願います。そして思いがけないことで再会した二人は和解し、少女は両親を取り戻すというものです。
高圧的な祖母のもとで母と暮らすジェーンは、母のために祖母の機嫌を損ねまいと自分を抑えています。そこに父親からの誘いでPEIに行くことになり、夏の間これまでとは全く違う、開放的な時間を過ごすことになります。季節そのままに、陰気な冬の間は祖母の元で夏が来るのを指折り数えて待ち、夏になると明るく元気な生活へと飛び出していくのです。
その数回の夏の間の楽しい様子が、いろいろな人との関わりや地元の子どもたちとの遊びとして語られ、様々な経験を積む中でジェーンは成長します。そして両親に不和をもたらしたものに気づき、人とのふれあいから対処法を学んでいきます。次第に自信をつけていく彼女の様子は、とても頼もしいです。
一番面白くて突飛なエピソードが、ジェーンがライオンを手なずけるというもの。ありえないと思うからこそ余計にワクワクして、とても印象に残っています。
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昭和の村岡花子訳は今読むと、少し堅苦しく感じるところは否めません。とはいっても今回の新訳は、ちょっとこなれすぎているというか、現代的すぎる気がしました。もっと時代を感じさせるもの（当時の雰囲気）がある方がよかったと思います。
特に気になったのが「パパ」という言葉。ここは村岡訳の「父さん」の方が、気位の高い相手「お祖母さま」「お母さま」に対する表現として、親近感を持ちながらも離れて暮らしてきた父親という立場を感じさせてくれるので、しっくりくる気がします。 - このレビューのURL
3人が参考になったと回答
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- 購入者さん
5
2015-03-22
- 商品の使いみち:プレゼント
- 商品を使う人:友人へ
- 購入した回数:はじめて
- 夢中になりました
- 子供のころからの愛読書。
自信がなく自分の居場所がないように感じているジェーンが、
ひと夏を美しい島で暮らすようになったことから、
生き生きとした少女に変貌していくさまが描かれています。
わくわくして夢中でページをめくったものです。
ながらく絶版だったのですが復刊したのことで、プレゼント用に購入。
赤毛のアンのファンの方にはぜひ読んでほしい一冊です。 - このレビューのURL
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