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4
2009-11-27
- 商品の使いみち:趣味
- 商品を使う人:自分用
- 購入した回数:はじめて
- 読み終えるのにすこし体力がいりました★
すべての人にオススメできるものではないですが…。 - このレビューのURL
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5
2006-04-15
- 本書はもともとは1981年に発行されたが「何故今の時代に？」なのかわからないが昨年11月に新潮文庫版で発売された。事件は戦前の片田舎の話であるが、22歳の犯人が祖母に甘やかされ育った点、友人も皆無に等しく、自宅の屋根裏に部屋を作ってほとんど外出しなかった点、など今で言う「ひきこもり」であったところが現代にも通じて興味深い。
本書の構成については、前半でおもに事件の概要が検死報告書や検事が聴取した関係者の証言、および被害現場の村の見取り図など、事実に基づいて淡々と書かれている。後半は時系列で犯人の生い立ち〜犯行の模様までを詳細にしることができ、特に犯行当夜のその生々しい表現には戦慄をおぼえる。また、犯人は当時起きた猟奇的な「阿部定事件」に、相当な興味を持っていた点も本書では詳細に書かれている。ページの最後のほうで唐突に犯人の当時の顔写真が掲載されていて、ギョッとする。
とにかく、これだけ読み応えあるノンフィクションに出会ったのは久しぶりである。 - このレビューのURL
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5
2006-12-22
- 『映画秘宝』誌の「八つ墓村」特集でこの本の存在を知り、是非読んでみたかった一冊です。先ず松本清張『ミステリーの系譜』収録の「闇に駆ける猟銃」を読み、ようやくネット通販で見つけ、この本にたどり着けました。『オリジナル・サイコ―異常殺人者エド・ゲインの素顔』なんて本も読みましたが、やっぱり人間が一番怖いです…周りで影響しあう人間や状況も含めて…。
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4
2006-06-09
- 映画“八墓村”のモデルになったというノンフィクション。淡々と事実だけを書いてあるので、創作よりある意味衝撃を受ける。昭和を代表する連続殺人事件の大久保清の事件より遥か前にこんなおぞましい事件があった事を知っておく意味で読んでおいてもいいだろう。
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- ryuchan1003さん
- 30代 男性 購入者 レビュー投稿 3件
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3
2008-05-11
- 商品を使う人:自分用
- こわい本読みたい
- ルポ。昔の公文書からの引用が多く、その客観的な観察、文書ゆえに、かえってぞっとする箇所も多々。ですが、資料を引用されすぎていて、途中で飽きます。その辺の出所への忠実さ、はこの著者の特徴かも…。「連続殺人鬼大久保〜」のルポも読みましたが、同じ意味で退屈。
しかし、特に本書の方は、昔の警察とか検察とか新聞とか、そういうものの様子があまりに今と違うので、そのあたりを見るのもおもしろいかも。
いずれにせよ恐ろしすぎる事件… - このレビューのURL
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