花3904さんの商品レビュー

（小説・短編）
読んだ方のコメントを見て気になっていた作品。
ほんわかした気分で読み進めていて途中で警戒してしまいました。
実はブラックな奥田作品で主婦の転落を描いたのもだったらどうしようかと。
しかしそんな事は全く無くて『家日和』らしい温かい作品ばかり。
『ここが青山』 『家においでよ』はすごく好きな作品です。
奥田さんらしさが詰まった良い作品です。

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（小説）
SFと思いきや青春小説。
読んでいて面白かったし
荻原さんは好きな作家さんなのですが
どうも感想に困る作品。
辛い幼少期を過ごしながら成長して陸上競技に出会い
更に色々な事に気付いていく。
それぞれの部分が濃いのですが
ここまでの長編作品でなくても良かった印象です。
ハッキリとしたハッピーエンドを望んでいたのですが
ラストで温かい中に危うさを感じてしまい
消化不良で終わった作品です。

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（ショートショート・小説）
短編かと思っていたらショートショート。
でも一作一作内容がとても濃かったです。
色んな職業があって自分で選択してその職業に就く。
そしてプロとしてお金を稼ぐけど人には心がある。
迷い・葛藤・プライドetc...。
職業を通しての心の内を前向きに読めた一冊です。

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（新書）
日本のポップカルチャーが世界で受け入れられている、
という事は知っていましたがまさかここまでとは驚きました。
新書といってもとても読みやすく面白い内容でした。
巻頭のカラー写真も興味深かったです。
日本人として嬉しくなる現実が書かれているので
多くの方に読んでいただきたいなと思いました。

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（小説・短編）
宮部さんの時代物は大好きで
読みやすさと心情の描き方は相変わらずの
巧さだと思います。
しかしファンタジー色が強過ぎて
全体が軽くなった印象が残りました。

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（小説・短編・シリーズ）
意外とはまったシリーズの番外編という事で
とても楽しみにしていた一冊。
３部作全て読んでいるので登場人物の魅力を
より堪能した感じです。
やっぱりこの制服ラブコメは面白いです。

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（短編・小説）
表題の『６時間後に君は死ぬ』は
展開が簡単に読めてしまい
読書家さんの間で評価が高かった作品なのにと
ガッカリしながら読みました。
しかし他の作品はそれぞれテイストが異なり
そして繋がる展開に引き込まれました。
読み終わった後には高評価に納得出来ました。
子供の頃の自分に出会うという『時の魔法使い』は
ありがちな物語ですが何故かとても心に響きました。
子供の頃の自分と接して
この子と別れたくないと強く思ってしまう主人公が
切なく愛おしくなりました。

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（宗教・倫理）
的中する生き方とは道徳を実践した生き方。
著者は理解しやすく読みやすく書かれる方なので
肩肘張らずに読み進められました。
「道徳は嫌われているけれど本当は面白いもの」
という事がかなり強調されて書かれています。
私は珍しいのか元々道徳が大好き、というか
シンプルで当たり前の事で必要な事だと思っています。
なのでここまでページを使って書かれると
そんなに道徳は嫌われているのかと驚かされます。
それ以外の所をもう少し濃く書いて欲しかった気もしますが
道徳好きとしては道徳と選択の関係を嬉しく感じました。
丁度カオス理論に当てはまる様な作品を
続けて手にしていたのでより面白く読みました。

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（小説）
再読用に購入。
完璧なエンターテイメント性と世界観に驚かされた作品です。
「神さまのレシピ」をまた味わいたくて再読しました。
初めて読んだ時のジェットコースター感は
感じられませんでしたが今回はじっくり読んでみました。
伊坂さんにまたこういうテーストの作品を書いて
いただきたいなと思います

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（エッセイ）
読書家さんたちの評価が高かったので読んでみました。
私の感覚がずれているのか。。
笑えませんでした。
笑う気満々だったので残念です。

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（エッセイ）
何も考えずに笑いまくりたくて読んでみました。
大爆笑とはいきませんが息抜きに良いかも。
時々ツボにはまるものもあったので
人前で読まなくて良かったです。

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（小説・短編）
１作目から伊坂さん。
読みながら相変わらずの巧さを感じ「面白く落としてくれるであろう」安心感が。
近藤さんの作品は初。
自転車ロードレースに興味は無いのですが
展開もスピード感も良く意外に楽しめました。
鉄板有川さん。想像していなかった展開もありましたが
有川さんの描く男性はやはりカッコイイ。安心して読めました。
道尾さんも初。素直に騙されまくりました。
ハッピーエンドを期待しながらも違うだろうなと、思っていたのですが。
何処で終わるのかも想像出来ずに繋がる話にはまりまくりました。
他は以前読んで合わないと感じた方ばかりだったのである意味納得。
でもかなり充実した一冊です。

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（小説）
極甘を覚悟して読み始めましたがスンナリ引き込まれました。
物語の出だしは本好きなら共感できる出会い方から。
私も周りに本の話が出来る人がいないので
主人公に感情移入しつつ羨ましく思いながら読み進めました。
聴覚障害を告白してからもぶつかり合いながら
歩み寄ろうとするやり取りが自然で
続きが気になり本を閉じるのに苦労しました。
双方の感じ方に考えさせられる事も多く
でも真っ直ぐな伸の姿勢に終始前向きな気持ちで読めました。
謝る所は素直に譲らない所はハッキリと。伸はカッコイイですね。
ページ数は少ない作品ですが多くの事が詰まった良い作品だと思います。

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（小説）
有川さんらしい受け入れやすさと
意外にも友好的な未知の生物に楽しく読み進めました。
ただ自衛隊三部作の中で一番ファンタジー色が強いかも。
主人公と交渉する場面では
未知の生物の理論を読んでいる自分（読み手）が可笑しく。
話については行けるのですが
入り込めずに置いて行かれた感が。
それでも読んで良かったと思えたのは
やはり心理描写の巧さと極甘要素だと思います。

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（小説・短編）
観ていませんが映画化された作品と言うことで
勝手にイメージが膨らんでいたらしく
原作の面白さを自分で半減させてしまった様です。
やっぱり巧い作品ではあるけれど物足りなく感じてしまい。
他の作品も伊坂さんらしいインパクトを求めると
それぞれ何か物足りなく感じてしまいました。
軽快・洒脱・伏線・唸りたくなるラスト。
良い作品だと思いますが望み過ぎたのかも。
軽く読んで軽く終わった感じです。

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