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- 購入者さん
4
2013-09-16
- 商品の使いみち:趣味
- 商品を使う人:自分用
- 購入した回数:リピート
- 子ども向けとはいえ本格です。
- 「かつて子どもだったあなたと少年少女のためのミステリーランド」という叢書のために書かれた著者初のジュブナイル・ミステリ。「夜に虹が出たら人が死ぬ」「虹のたもとには財宝が埋まっている」等、虹にまつわる７つの言い伝えが残る「虹果て村」で起きた密室殺人（プラス未遂１件）。
高速道路建設の賛否を巡るトラブルか。被害者が手にした本『熱い歌』はダイイング・メッセージか？よもやUFOで飛来した宇宙人が犯人では？２人目の被害者が遺した言葉「虹を…見た」の真意は？
刑事志望の少女（推理作家の娘）と推理作家志望の少年（刑事の息子）のコンビが頭（ロジック）と体（足）と心をフルに使ってこれらの謎に挑みます。
自然環境の保護や過疎化といった社会問題についてバランスよく説明されていますし、少女の母親（推理作家）に「推理作家は、殺人が好きだから殺人事件を描くんじゃない。…推理小説の根底には、だれかの死をほうっておかない、という気持ちがある。それがない世界では、推理小説は書かれないし、読まれることもない」と語らせるなど、子ども向けとはいえ、著者の本気度が伺え、なかかな読み応えがある１冊となっています。
ミステリーランド版あとがきの「わたしが子どもだったころ」は、著者と推理小説との出会いや推理作家を目指したきっかけ等がいきいきと描かれており、有栖ファンにとって見逃せないものとなっています。 - このレビューのURL
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- 京都旅楽【たびたの】さん
- 10才未満 男性 購入者 レビュー投稿 1,412件
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- 購入者さん
4
2013-09-11
- 商品の使いみち:趣味
- 商品を使う人:自分用
- 購入した回数:はじめて
- また新しい探偵の長編。いつもと違う感覚で読めました。
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