aprilian_khさんの商品レビュー

2019年暮れの発売と、やや古びている本機ですが、Ultra HD Blu-rayドライブを搭載した機器は東芝ではこれだけのため、全番組録画や4Kチューナーは当面不要と判断し、本機の購入を決断しました。
外観は、奥行きがそれほどなく、テレビボードの奥まで入らせなくても十分収容可能でした。熱環境の観点でも、後方に空間的余裕があるのは安心に繋がります。
物理ボタンは、電源ボタン、及びディスク排出ボタンがそれぞれ天板前面寄りにあります。目線より下に置くことを意識したデザインなんでしょう。
リモコンについては、ボタンレイアウトがREGZAとほぼ同一のため迷いなく操作できます。ただ、設定関係のボタンを隠す化粧板の操作がやや固く、当面はその操作には両手を使う必要がありそうです。
番組表については、6列、9列、12列のいずれかを選択して表示可能チャンネル数をコントロールできるのですが、REGZAが7列（NHK2局+民放5局が全部表示可能＝関東では主要チャンネルを一括表示可能）だったので、若干違和感があります。文字表示サイズを調整して、今は9チャンネル表示にしています。
録画可能容量は3TBと、今のご時世では最小限と言えます。それでも、テレビにつないだUSB HDDとの録画番組移動が可能だったり、録画品質を調整することで容量コントロールが可能なようです。
番組録画は、一通りの機能を搭載していますが、全番組録画は非対応です。
4Kチューナーは搭載していません。高画質番組を、4Kにアップスキャンして出力することが可能なだけです。現時点ではBS4Kの他は、スカパーなどの衛星放送事業者と契約がない限り使わないので、今回は条件から外しました。
再生可能な動画フォーマットについて、GoPro HERO8で録画したデータをそのままNAS経由で読み出そうとしたところ、読み出せないメディア形式と弾かれてしまいました。また、4Kデジタルビデオカメラのデータの取り扱いや、ブルーレイディスクへの出力については、まだ未確認です。いずれも、紙媒体のマニュアルを片手に、研究します。
最新の機器に比べ半額程度なので、全番組録画や4K非対応などの制約を理解すれば、十分お買い得です。

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