みんなのレビュー

関連サービス
 
総合評価

総合評価に有効な件数に達しておりません。
投稿お待ちしております。

価格
5,896円 送料無料 買い物かごに入れる
採点分布
男性 年齢別
女性 年齢別
  • 10代   0件
  • 20代   0件
  • 30代   0件
  • 40代   0件
  • 50代以上   0件
ショップ情報
Adobe Flash Player の最新バージョンが必要です。
Adobe Flash Player を取得
並び替え
新着レビュー順
商品評価が高い順
参考になるレビュー順
1件~2件 (全 2件)
絞込み
キーワード
  • 条件をクリア

4 2022-02-12

  • 商品の使いみち:趣味
  • 商品を使う人:自分用
  • 購入した回数:はじめて
特典映像に顔を出さない主役
山田洋次監督、1931年生の90歳である。1954年に松竹入社、初監督作品は1961年の「二階の他人」だから、それからこの「キネマの神様」まで実に60年間第一線で活躍を続け、監督作は何と90作、無声映画時代はいざ知らず、トーキーになってからこんなに映画を作った監督は世界でも稀なギネスブック級の記録ではないだろうか(インドとか第三国の映画事情はよく知らないが)。欧米の監督ではまずおるまい。主人公沢田研二の奥さん役を演じる宮本信子が「男はつらいよ 純情篇」以来50年ぶりと言っていたが、それは彼女が26歳の時だ。50年の時を経て同じ監督の作品にお婆さん役で出るって凄いことだと思う。それだけ山田洋次監督が創作的な衰えを知らず、息の長い監督だという訳だ。
志村けんの急逝によって代役となった沢田研二は、相当志村けんに寄った芝居をしていることはミエミエで、彼の過去の映像作品の演技とは全然違う。また、沢田は主役の一人であるにも関わらず、特典映像のインタビューや完成報告会、試写会、公開記念舞台挨拶には一切出てこない。引き受けるに当たって最初からそういう契約だったのだろうが、沢田らしいと言えばそれまでだが、菅田将暉や野田洋次郎、宮本信子、小林稔侍等共演者はどう思っていたのだろうか。主役が一切顔を出さない特典映像(ディスク)を見たのは初めてだ。テレビのパブリシティにも出ていないから松竹も困ったのではないかなぁ。
最後に何処でも指摘されていないのだが(自分が知らないだけか?)、半世紀後の2020年、50年を経て「キネマの神様」の脚本が出てきたことになっているが、そうすると過去パートは1970年(1960年代後半)の話になるが、描かれている時代背景は、どう見ても1950年代(〜1960年代前半)なのである。清水宏をモデルにした監督が主要な役で出ており、ラストに「東京物語」の撮影風景を再現しているが、「東京物語」の公開は1953年である。また、山田監督自身の助監督時代のエピソードも盛り込んだ自伝的要素もあるだろうから、そう考えると、主人公夫妻が10歳若すぎ、山田監督同様90歳か80歳代後半に設定しないと、時代設定が合わないと思う。
ラストの字幕「さようなら志村けんさん」は泣ける。今更言っても仕様がないが、やはりこの映画は傲慢な沢田研二ではなく、優しい志村けんさんで見たかったと改めて思う。
このレビューのURL


このレビューは参考になりましたか? 不適切なレビューを報告する

5 2022-02-01

志村けんが出演する予定だった映画。期待して見たいと思います。
このレビューのURL


このレビューは参考になりましたか? 不適切なレビューを報告する

1件~2件(全 2件)

関連ジャンル CD・DVDBlu-ray邦画ヒューマン

みんなのレビューからのお知らせ

レビューをご覧になる際のご注意
商品ページは定期的に更新されるため、実際のページ情報(価格、在庫表示等)と投稿内容が異なる場合があります。レビューよりご注文の際には、必ず商品ページ、ご注文画面にてご確認ください。
みんなのレビューに対する評価結果の反映には24時間程度要する場合がございます。予めご了承ください。
総合おすすめ度は、この商品を購入した利用者の“過去全て”のレビューを元に作成されています。商品レビューランキングのおすすめ度とは異なりますので、ご了承ください。
みんなのレビューは楽天市場をご利用のお客様により書かれたものです。ショップ及び楽天グループは、その内容の当否については保証できかねます。お客様の最終判断でご利用くださいますよう、お願いいたします。
楽天会員にご登録いただくと、購入履歴から商品やショップの感想を投稿することができます。