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5
2020-11-30
- 最終巻です。
- 祭司長イライアスに連れられ、王都へ行く智恵。
ハイル達を守るため、自らの思いと自由を放棄し「精霊の賢妃」として王宮へとどまることに。
でも、真っ直ぐ前を見つめ、決して自分らしさを失わずにいる健気さは、共感を呼びますよね。
原作とは異なる形で、智恵が女性であるとバレますが…これはこれでいいと思います。
ただ、ね…原作はもっと先まで続いているのに、ここで終わるのっ？それが本当に残念。描き下ろしを期待したけれど、ページ数ギリギリだったんですね。少し高くなってもいいから、ページ数を増やしてほしかった。
あとがきに、二人のその後のイラストがあります。
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ここからネタバレです。
イラスト通り、二人の間には男の子と女の子が生まれます。智恵も髪を伸ばして女性らしく…妻として母として生きています。
本当に…親馬鹿全開のハイルが笑えるんです。コミックしかご存じない方には、是非とも原作をおすすめします。
カバー下に、ハイルの家族が描かれていますが、原作には続編として登場します。このお母様、癖がありますけれど素敵な方ですよ。
もっと長く続けてほしかったコミカライズ。残念ですが、本当に素敵な物語です。また原作を読み直したくなりました。 - このレビューのURL
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