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5
2023-04-20
- 遠藤周作生誕100周年
- 本年3月、遠藤周作生誕100周年記念日に長崎外海の「遠藤周作文学館」に行きました。代表作である本小説は長崎を舞台とした戦国時代キリスト教弾圧の歴史に基づいた話で、登場人物の苦悩を見事に表現していてとても楽しく読んでいけました。長崎と潜伏キリスタンを書いた「女の一生一部」「女の一生二部」も続けて読みましたが、とてもとても面白かった。できれば長崎観光の前に読むことをお勧めします。
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- 購入者さん
4
2022-09-25
- キリスト教禁制下の宣教師が主人公です。考えさせられる内容でしたが、読み易く書かれていました。
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5
2008-05-24
- 商品の使いみち:趣味
- 商品を使う人:自分用
- 購入した回数:リピート
- 信仰とは何か、布教とは何か、神とは何か、生とは何か。
そして、それぞれの問いの頭に、「日本人にとっての」をつけてみる。
圧倒的な作家としての力量と、深遠な問題提起を孕みながら、
この小説のテーマと結論ゆえに、
遠藤周作はキリスト教圏（西欧）の評者から疎まれ、
遂にノーベル賞を逃すことになります。
遠藤周作自身もまた、日本人でありながらキリスト教徒である、
その自分の存在が抱える、一種の二律背反に悩みながらも、
真正面から取り組み、考え抜き、数多の傑作を生み出しました。
日本人たる自分や、日本社会の、
精神構造を理解する一助となること、請け合いの本書。
もし、まだ未読の方がいらっしゃいましたら、ぜひ。 - このレビューのURL
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4
2009-02-14
- 遠藤周作さんの小説は読みやすくておもしろい。世界に引き込まれる。圧倒的な説得力がある
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5
2008-11-23
- 商品の使いみち:趣味
- 商品を使う人:自分用
- 購入した回数:リピート
- 沈黙
- この本の内容は以前から知っていましたが、通して読むと思った以上に重かったです。中浦ジュリアンをはじめ、大勢の方の列福式を前に、感慨深かったです。
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- blackcoffee11さん
- 50代 男性 購入者 レビュー投稿 56件
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4
2006-11-05
- 先日長崎に行って遠藤周作文学館をみてきた。ちょうど「遠藤周作と長崎」という企画展をやっていて、『沈黙』の取材のために訪れた長崎での旅行が克明に再現されていた。実は遠藤周作といえば狐狸庵先生ものしか読んでなかったのだが、彼の奥深いところに触れることができて、長く避けていたとこの『沈黙』も読むことができるようになった。
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- みーこ04724997さん
- 購入者 レビュー投稿 81件
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5
2016-10-23
- 商品の使いみち:実用品・普段使い
- 商品を使う人:自分用
- 購入した回数:リピート
- 一気に読みました。
- 映画化すると知り購入。遠藤周作作品は学生時代に読んだときには難しい。。。で終わりましたが、少しキリスト教を学んでからの再挑戦。歴史的にも宗教的にも奥深く引き込まれ一気に読んでしまいました。実写版楽しみです。
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- 購入者さん
5
2015-09-22
- 私にとっては最高の小説です
- 小説で、これ程、考えられさせ、感動して、印象に残ったのはありません。
私にとっては最高の小説です。 - このレビューのURL
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5
2015-06-27
- 商品の使いみち:実用品・普段使い
- 商品を使う人:自分用
- 購入した回数:はじめて
- 惹き込まれました
- キリスト教というものについては、「十戒」と「ノアの方舟」、それに「聖☆おにいさん」の漫画で笑うぐらいの知識しかありません。
それでも、キチジローに何度も涙しました。そして何度も「あの人」の顔を思い浮かべました。
とても静かで美しくて、すごい作品です。 - このレビューのURL
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- 購入者さん
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- 購入者さん
4
2017-04-27
- 商品の使いみち:趣味
- 商品を使う人:自分用
- 購入した回数:リピート
- 心理描写
- 鎖国が始まった直後の日本。布教のため九州にやってきた外国人司祭の葛藤を厳しく描いている。一般にキリスト教の弾圧というと踏み絵だが、本書は、司祭自身が棄教しないと、貧しい日本人の教徒が拷問される、かような極限の心理描写が凄まじい。キチジローという優柔不断な男がユダよろしく登場し、物語を深く掘り下げる。著者がキリスト教徒であり、また知性と筆力があっての傑作だが、にしても、昨今の芥川賞受賞作の、なんと浅薄なことか。
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- metal_clarinetさん
- 40代 男性 購入者 レビュー投稿 40件
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4
2012-11-15
- 商品の使いみち:趣味
- 商品を使う人:自分用
- 購入した回数:はじめて
- 日本における他文化の受容について
- 大きく二つの部分に分けられると思います（キリスト教禁止の日本にやってくるポルトガル神父の行動を描く前半、キチジローの裏切りにより囚われて日本におけるキリスト教の受容について述べられている後半）。個人的には現在でも通用すると思われる後半に考えさせられることが多いように感じました。あらゆる文化を受け入れつつもそれを日本流に変容させていく日本という国。「隠れキリシタン」という形でキリスト教を保存させながら、「天地始之事」という形にする日本（これに関しては、河合隼雄氏と作者の対談があります）。現在でも同じ事をしているのではないかと考えさせられる本です。
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5
2017-02-25
- 遠藤作品の神髄とも言える
- 人間が極限状態で如何に対応するのか？いや出来るのか・・・信じることとは？ 大変考えさせられる作品です。
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- 購入者さん
5
2017-02-24
- 商品の使いみち:実用品・普段使い
- 家族に頼まれ購入しました
- 家族に頼まれ購入しましたが、噂通りの良い本みたいなので家族が読み終えたら私自身も読む予定です
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- 購入者さん
5
2017-02-24
- 商品の使いみち:趣味
- 商品を使う人:自分用
- 購入した回数:はじめて
- 読んで良かったです。
- 映画公開で話題になっていますが 前から一度は読んでみたかったので 話題になりよいきっかけになりました。身近な場所で生まれ育っているのに 知らない事ばかりで 勉強になりました。深く考えさせる本です。
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