UA1996さんのトラベルレビュー

出張先のホテルでは何らかの我慢を強いられるのが当たり前で、それを仕方の無いこととして許容してしまうことも多いが、チェックインからチェックアウトまできちんとしたサービスを受けていることが実感でき、高級シティホテルとしてトップレベルにあると感じる。
今回実感した一例。
・フロントはもちろん、レストランや駐車場のスタッフまで客の顔と名前を覚えるのが早い。
・全室Wi-Fi完備でネットもサクサク。深夜2時まで仕事してもストレス無し。
・熟睡できるベッドと目覚めの良さ。

小野田駅から南へ徒歩10分、国道190号線沿いのビジネスホテル。
広い平面駐車場があるので、車利用者にはとても便利。
ローカルのビジネスホテルとしては普通。
30人くらいの団体さんが同宿だったためか、朝食は質・量ともイマイチだった。

車利用者にとって荒屋新町は東北道が八戸道と分岐する場所。旧安代町の役場があった場所だが、ろくな宿泊施設がなく、素通りするだけの町だった。
今回は東京から八戸の仕事場に向かう途中。現地前泊も考えたが、車で3分の安代インターから高速を使えば1時間で八戸に出られる利便性と珍しいお湯に惹かれて予約。安比〜盛岡方面、浄法寺〜八戸方面、弘前〜青森方面、どこへ出るにも便利。
全56室、1987年開設の比較的新しい温泉施設だが、市街地から離れているので雰囲気は一軒宿。
りんどう館は新館、鉄筋コンクリート5 階建て。バス・トイレ付きでこちらは少々お高い。
あじさい館は旧本館、木造2階建てでバス無し・トイレ無し。その分、お値打ち価格でコストパフォーマンスは高い。1〜2名の宿泊は6畳間だが、前室が広く閉塞感はない。
源泉は2つあってともに32度。温泉成分を飛ばさないよう、直接加温でなく熱湯を10%ほど加えているとのこと。化石海水・ゾール泉なので塩分がとても濃い。兵庫県の有馬温泉に匹敵する濃度で、確かに塩辛い。また高張泉でもあるので、湯の成分が細胞内に浸透しやすい。
大浴場が金の湯で10〜18時は立寄り客もあり。お湯は2漕＋水風呂＋サウナ。付属の露天〈庇付きの屋外風呂〉は沸かし湯だが、立ち湯(110cm)、寝湯、踏み湯の3種類。
銀の湯は15〜21時まで有料の貸切風呂だが、以降は宿泊客すべてに開放される。
清掃時間帯以外は24時間利用可能なのもありがたい。
朝食は和洋バイキングで品数豊富。牛乳は小岩井農場3.7。
朝食付き・入湯税込み8250円は若干予算オーバーだが、一人でも気軽に泊まれる親しみやすさもある。長旅にアクセントをつけるよい温泉だった。

文里（もり）新港近く。街中からは少し離れる。
3階の貸切露天風呂は30分の時間制限ありだが、開放感があってお勧め。
駐車場は隣のマリーナを含めて300台あるので十分すぎるほどのキャパ。
空いていたせいかも知れないが、HPの写真と裏腹にしんみりした雰囲気。
（個人的には静かでよかったが。）

チェーンスーパー「オークワ」オーシティ田辺店の上層階がホテルになっている。
1階に食料品や日用品の売り場があって22時まで営業しているので、ちょっとした買い物にはとても便利。
車利用時の交通の便はよいのだが、ちょっと不思議な構造になっているので、初めて行く人は迷うかも。
駐車場はショッピングセンターと共用なので屋内・屋外のどこに止めてもよいが、ホテルに行くには4階が便利。

併設の日帰り温泉「金剛乃湯」の入場料（700円）込み。
部屋にユニットバスがあるので、温泉抜きのプランがあってもよいと思うが、温泉付きがウリだから仕方ないか。
国道24号沿いで駐車場も広いので、車利用者にとっては立地条件が良い。
シングルは広いというか無駄に広い。床に張られたカーペットがやけに目立つ。
館内の自動販売機は市中の30円増し。例えば500ML入りのペットボトルのお茶が190円。

このエリアで普通の旅館やホテルを探すのは、意外に選択肢が限られる。
楽天に限らず、奈良県南部や和歌山県東北部で検索をかけると、高野山の宿坊がズラリと出てくる。
そんな五條の駅近くの商店街にひっそりと佇む宿。イメージとしては昭和30年代。商励会通りに面し、間口は狭いが奥行きがある。
朝食は7;00〜8;30の間で任意。焼き魚、玉子焼き、煮物、沢庵、海苔、味噌汁、ご飯はお代わり自由。
風呂はチェックインから23;00まで。朝は6:00からシャワーのみ。
車の場合、国道24号線の本陣交差点（五叉路）から駅方向に入ること。駅周辺は道が狭くて一方通行が多いので、宿泊施設提供のアクセス案内に従うこと。経路自体はわかりやすい。
駐車場は玄関の斜向いにあり（10台弱）。ここが満車でも徒歩2分ほどの所に第二駐車場がある。
昔ながらの和風旅館で最初は「古い」と感じたが、中庭や年季の入った廊下などがあって不思議に落ち着く。

8月に夫婦でお邪魔しましたが、「とてもよい温泉だった」、「食事も手が込んでいて美味しかった」といった土産話をパートナーの母(80代、元道民)にしたところ、「私も行きたい」ということになり、9月の3連休を狙って急遽予約。あっと言う間のリビートとなりました。
今回は天候にも恵まれ、大雪山ロープウェーで姿見まで上りました。上空から見おろす紅葉は最高に美しく、旭岳も上までくっきり見えました。
翌日は頂上付近で冠雪、さらに大雪旭岳初雪の報は帰京後のニュースでもヘリ映像付きで流れ、最高のタイミングだったとしみじみ思いました。

夫婦でやっているこじんまりした宿(全15室)。
設備的にはかなり古いが、家庭的な雰囲気でゆっくり寛げる。
居室は全面禁煙。吸いたい人は浴室入口斜向い奥の古びたソファでゆっくりと。
食事は特別に凝っている訳ではないが、チップ(ひめます)プランは大正解。
サケ・マス類の中でも最高に美味しいと言われるチップが、刺身と塩焼きを同時に味わえるというだけで感涙もの。元道民の義母にとって「チップ＝高級魚」だったので、二重の意味でとてもよかった。
温泉は素直な泉質でgood。内湯に比べてやや温めの露天風呂はゆっくり入っていても逆上せることがなく、身体の芯まで解れていくような感じ。源泉掛け流しで24時間対応なのも嬉しい。

家内と母(80代)の禁煙ツイン。
部屋だけでなくフロア全体が禁煙なのでにおいは全くしない。
朝食のバイキングもメニュー豊富で、客のさまざまな好みに対応している。
広いベッドや豊富なアメニティなど、JALブランドの効き目は想像以上(笑)。

3人での旅行だったが、トリプルにはせず、敢えて2室とした。
JALホテルズの一員だが、実際の運営はJR北海道ホテルズが行っている。
シングルに関して言えば、意外に質素だが、機能やアメニティの揃い具合は完璧で、不足はまったくない。駅前にもかかわらず広い駐車場があるのも嬉しい。
余談だが、駅すぐ横なので、帯広駅に滑り込んでくるスーパーとかちが部屋の窓からよく見える。
鉄好きな私にとってはちょっと得した気分(^^;)。

支笏湖北西岸の一軒宿、昔は船しか交通がなかったと聞く。日帰りのみで営業していた「いとう温泉」が閉鎖になったため、本物の一軒宿になってしまった。
思っていたより規模が大きく（55室）、秘湯っぽくないと感じたが、温泉に行ってみてびっくり。
ここには4〜23時の展望露天と24時間OKの天然露天の2つがあるが、支笏湖の一部と言ってよい天然「玉ジャリ露天」は、湖と繋がっている(水面の高さが同じな)のにあたたかい。玉ジャリの下に何カ所か、温泉が湧きだしているスポットがあるらしい。季節や天候によって水位が変わるのもむべなるかな。
2つ下の投稿にもあるが、ここは北電から見放された場所らしく(笑)、今も自家発電。エアコンもないしネット環境もよろしくないが、目一杯の自然に囲まれてゆっくりするのにふさわしい場所と思う。

札幌での宿泊は中心部か真駒内方面に泊まることが多いが、翌朝少し早めに小樽へ動く用事があったため、札樽道の札幌西ICに近い琴似に宿をとった。
不勉強にも琴似がこんなに賑やかなところとは知らなかった。地下鉄東西線の駅から徒歩2分、JRからも6分程度。栄町通りに面し、飲食店やコンビニもあって不自由はない。
また、ベストレートは直接予約のみという宿泊施設が増えている中、楽天会員向け駐車場無料プランはとてもありがたい。

中標津や弟子屈の街から車で30分。周囲には飲食店も雑貨屋もなく、日が暮れると走る車もめっきり少なくなり、ひたすらのんびりするのに最適。
料理に派手さはないが、オショロコマ、山菜、キノコなど、スタッフが近くの山川で自ら採ってきたものが多く並ぶ。また朝の定番、山本牧場の「養老牛放牧牛乳」は牧場主のこだわりが詰まった逸品で、都会では味わうことの出来ない美味しさ。
温泉はカルシウム・ナトリウム硫酸塩泉。男女別の内風呂に加えて露天風呂と家族風呂(3漕)があり、24時間入浴可能。
養老牛温泉の3軒の旅館の中で最も歴史が古く最も小規模である分、家族的な雰囲気が漂う。設備の古さは否めないが、値段が安いのでコストパフォーマンスは水準以上。

安心して泊まれるホテルのひとつ。
さまざまなブランが用意されているが、
12階のワケありツイン(朝食付き)はコストパフォーマンスがよい。