- ショップ情報
Adobe Flash Player の最新バージョンが必要です。
- 並び替え
- 1件~3件 (全 3件)
-
-
- 購入者さん
5
2016-07-02
- 商品の使いみち:実用品・普段使い
- 商品を使う人:自分用
- 購入した回数:はじめて
- スッキリしているが余韻も残る美味しさ
- 九州・福岡の地酒。九州は焼酎だけでなく清酒の産地でもある。福岡は県南に瀬高・城島という一大産地（50年前は灘、伏見とも並んだ）があるが、このお酒は筑後川沿いの太刀洗（たちあらい）という場所の地酒。実はキリンビールの福岡工場（醸造場）が近くにある。筑後川水系の水の利がある場所だ。
原料となる米は福岡市西部近郊の糸島市の丘陵地帯で生育した山田錦。はね木造りで有名な「白糸」もこの近くにある糸島の米で作っているので、福岡の県南ならぬ県央で丁寧に作ったお酒である。
九州など南方系の清酒に共通する甘さは確かにあるが、むしろ原料米を磨き抜くことでそれは控えめな吟醸香となっている。スッキリした味わいは淡麗系を思わせるが、さらに柔らかなフルーティーさがあるところが北越地方のお酒との違いではなかろうか。
甘味が甘ったるさになる前にスッと消えていく。だから後口はスッキリしており複雑な辛味さえ感じさせる。記憶違いでなければ、かつて電光石火という幻の銘酒をものした蔵であると思うが、何処に出しても恥ずかしくない福岡の銘酒であると思う。 - このレビューのURL
このレビューは参考になりましたか？
不適切なレビューを報告する
1件~3件(全 3件)
評価は表示できません。
