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レビュー
4
2011-11-06
- ジョジョを巡る様々な才能
- 作者の上遠野浩平氏は、以前からインタビューなどでジョジョが好きだと公言していたそうだが、ジョジョが好きという思いが結集して、この作品を生み出したと思う。
ジョルノ編：第5部で、途中からチームを離れたフーゴが主人公。あまりにスタンドが強すぎて荒木飛呂彦氏がもてあましたんじゃないかと思うのだが、上遠野浩平氏はフーゴの心理をおいかけることにより、ジョジョの世界観をさらに、立体的に構築することに一役買いました。
仗助編：第4部を乙一氏が小説家したのにつづいて、本作であるが、今後も西尾維新氏、舞城王太郎氏と続く予定とのこと。ジョジョをめぐって、様々な才能が結集し、新しい解釈を提示し、世界観に深みを与える。縮小再生産にならなないように、単なるコピーでもなく、新しいジョジョの世界を味わいたい。 -
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