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3
2010-05-31
- 著者の本業が編集者であるからなのか、この題の付け方はうまい。鉄道文学あるいは芭蕉好きの両者から手にとってもらえる本であろう。
が、内容が…トホホ。奥羽本線とは、485系（車両の形式）とは、といったちびっ子鉄道ファン向けのような解説は全く不要だし、そうかと思えば各駅の説明は1〜3行ほどとそっけなく全然物足りない。ちゃんと車窓を観察しているのだろうか？他方、芭蕉やおくのほそ道、その歴史的背景についての言及も極めて表面的で、どこかで聞いたことのあるような話しばかり。また、この本の最大のウリであるはずの鉄道旅行と芭蕉・おくのほそ道紀行とのリンクがうまくできていない。次作に期待 - このレビューのURL
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