組んでもらった整備工場の社長からは「前に取り付けていたウエイトを何個か外した」と言われたので、タイヤの精度は良い様です。ちなみに前回のタイヤはハンコックのVentusV12evo2でした。Ventusはウエットグリップを期待しての購入でしたが、実際に豪雨の高速道路でも安心して走れていました。残念ながら廃盤になっていましたので、ニューモデルのVentusS1evo3を履いてみる前に、評判が悪く無いこのF205を試してみようと思って購入に至りました。価格からして過度な期待はしてはいけないのは解っていますが、ハンコックの件も有るので、先ずは走ってみようと思います。
追記
整備工場から持ち帰り、取り付けました。
まず思った事として、タイヤのトレッド面に変なバリ?みたいな物が有ります。タイヤの製法は知らないのですが、色々なタイヤを履いて来てこれは初めての経験です。
いざ晴天時のドライ状態の路面を走らせるべく、アクセルを踏んだ瞬間に一定間隔の振動。これは例のバリじゃないの?と予想していたガタンガタンという不快な振動が定間隔で訪れました。まぁ、走ってれば無くなるだろうと思い、国道を走ってみるとバタ付きに変化しました。摩耗して無くなれば無くなるかもです。舗装の状態が良い所はスムーズでノイズは無く、少し荒れた舗装に突入した瞬間から割と高めのロードノイズとステアリングに伝わる路面状況。なるほど。これはコンフォートタイヤでは無いです。車内で音楽を流していてもロードノイズでマスクされます。経験上ですが、このタイヤはトレッド面が柔らかく、砂や砂利を巻き上げるタイプの食いつくタイヤでしたので、その分ノイズは大きく、グリップは良いでしょうがライフは短いと思われます。個人的にその高めのグリップは良い面なのですが、サイドウォールが柔らかいタイヤを、エクストラロードの規格で空気圧を上げて硬くしただけの感じが、モロにステアリングに伝わって来て不快です。少し攻めるタイプの車に履かないと自分は厳しいです。これから走行を重ねて様子を見ますが、以前のVentusが新品の状態からかなり快適だったので、コスパの良さを感じられました。これは値段なりのタイヤかなといった感じです。価格が安いですし、ドリフトサーキットでは無いコースでの走行会で、別の車に履いてみたいなと思いましたので、そう言う意味ではリピートしたいです。