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2014-08-31
- 商品の使いみち:実用品・普段使い
- 商品を使う人:自分用
- 購入した回数:はじめて
- 軸のひとつは人との絆
- お山を守るため一緒に暮らしては居ないけれど天狗のお父さん康徳様は娘が大好き。
成績が振るわなくても良い所をみつけて褒めてくれ、たまの家族団らんでは失敗料理もおいしいおいしいと食べてくれる。
つっけんどんだけれど当たり前のように側にいてくれる瞬。
自分を優先してくれていることを知っているからこそ、修行の一環で京都に行く瞬に「遠くに行かないでほしい」という我儘を直接は言うことができません。
寄り添ってくれる友達の支えで、今更友達には戻れないと思ったタケルとの恋が終わってぎくしゃくしても2人はまた少しずつ友達へと戻っていきます。
大事な人や大事にしてくれる人との絆は全巻を通して根底に描かれ、それは物語の軸のひとつであり、クライマックスでそれぞれが取る行動の原動力になります。
「絆」はともすると陳腐な物語になる題材ですが、絆されるひとつひとつの出来事が丁寧に描かれています。
夏祭りではミドリちゃんと赤沢ちゃんの新たな恋の予感があったり、周りの子たちの今後も気になってくるところ。
サイドキャラクターの恋も「絆」に繋がっていきます。 - このレビューのURL
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