結論から申しますと、購入した商品に少しでも傷や不具合があるのが許せない人は、実際の店舗で現物をみて納得してから購入した方がいいです。 ここから先は実体験です。プレゼント用に当ショップで、SEIKOのアストロンを購入しました。1番最初に納品された個体は、ケース下の弓カンに1ミリ弱の傷があるものでした。すぐさまショップに連絡し「メーカーでの検品を通った規格内の個体ではあるものの返品交換させていただきます」ということになりました。交換品はちょうど1週間後に到着しましたが、その個体は、秒針が僅かに曲がっている個体でした。再びショップに連絡したところメーカーでも当店でも検品し、問題のない規格内品であるとの回答で、メーカーに直接連絡した方が対応が早いとアドバイスされ、メーカーに連絡しました。一方メーカー側では、初期不良なので購入店舗での対応を勧められ、再度ショップに連絡したところ、「メーカーでも、店舗でも検品を行なっており、あくまで規格内の製品であるが、もう一度だけ返品交換対応する」と回答していただきました。その後3個目の個体が到着しましたが、この個体は僅かに秒針にバリの残っている個体でした。明るいところでよく見なければわからない程度ですが、個体差なのか、これがSEIKOの限界なのかは正直わかりません。ただ、3回目の納品書には「今後の返品交換は応じかねる」という一文があり、少し違和感を感じました。正直私も面倒だし、最初に購入してから２０日近く経過していたため、交換や修理を依頼する気にはなりませんでしたが、メーカーではなく販売店が商品の良、不良を判断するのであれば、事前にしっかり検品を行うべきだと思います。しかしながら、２回とも商品交換に応じてくれたので、評価は普通としました。 上にも書きましたが、このような状況が面倒だと感じる方や、自分の納得のいく個体が欲しい方は、実店舗で、実際に自分の目で確認してからの購入をお勧めします。