注文した商品や発送等に関しては何も問題ありませんでしたが、気になったことが2つありました。まずは、先日応募していたお店お勧めのプレゼントが当選したのですが、届いた品の材料を見たら、漂白剤や、発ガン性が指摘されている黄色等の人口着色料が入っていたこと。うちではそういうものは食べないようにしているので、せっかく当選したと思って喜んでいたのに残念です。お店のキャッチコピーには、「健康生活をお手伝い」「健康を追求」と書かれてありますが、それにはまず、使われている成分の安全性に関する知識とチェックが必要不可欠ではないでしょうか?もう1つは、同封されていたお店発行の新聞に代表百姓の方が書かれていた内容についてですが、会合でご一緒だった農家の方たちの、有機栽培の資格はないが自分たちも有機的な栽培をしているという発言が気になったとのこと。それはその方たちがどういう農法をされているかということにもよるだろうし、有機栽培とは果たしてそれほど良いものなのか、という問題にも突き当たってくると思います。と言うのも、有機栽培というのは規定が厳しいようでいて、実はボルドー液など約30種類もの農薬の使用が許可されているそうだし、一口に有機栽培と言っても完全に農薬不使用のものから事実上減農薬でしかないものまで様々あり、有機栽培=全く農薬を使っていない安全な食品、ということにはならないのです。こちらのお店では完全無農薬とのことなので、そういった農薬は使っていないのかもしれませんが、それとはまた別に、有機栽培の野菜は他と比べて一番腐りやすいという実験結果も出ています。今までの常識からすると、腐るというのは農薬などの害がなく、安全な証拠と考えがちですが、本当に生命力のある野菜には虫もつきにくく、日にちが経っても腐らないそうです。そういう野菜を求め、化学肥料だけでなく、堆肥も含めて一切の肥料を使わずに、もっと素晴らしい栽培法をされている方もいらっしゃるのだし、有機栽培かどうか、その資格を取っているかどうか、といったことではなく、安心、安全なのはもちろん、本来の味や香り、栄養価のある、力強い野菜作りのための見直しという方にこそ、目を向けていただきたいものだと思いました。