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銀○ (60代/男性)  

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評価 4

購入者投稿日:2017年11月16日

まず前作「脳男」を読まなければなりません

本作を読む前に必ず、前作「脳男」を読まなければなりません。さもなくばキーパーソンである鈴木一郎の性格や能力を知らない読者にとって、本小説の面白さが半減するからです。脳男の能力に刮目せよ!!
そもそも「脳男」とは、生まれつき感情を持たない障害を持って生まれた「脳男」。その 代わりに備わっているコンピューター並みの記憶能力で感情を学習して正義のために孤軍闘う男という設定で全先に登場しています。
前作では「鈴木一郎」と名付けられ、疎の特異な頭脳構造を精神科医・鷲谷真梨子が治療するのです。本作では鷲尾先生を主人公として、彼女の周囲で起きる精神病患者が引き起こすサイコな連続殺人事件の謎が語られます。


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評価 4

購入者投稿日:2017年11月16日

乱立ラノベの中では出色の出来です。

パン屋の店員たちがお客のトラブルを解決するという鉄板のプロットですが、この騒動の選択が秀逸です。パンが食べたくならない読後感も良いですぅ。
舞台は深夜11時から朝5時までが営業時間という一風変わったパン屋さん。変わったパン屋だけにワケありな人たちが訪れ、騒動を引き起こすといった。ビブリア古書堂的ラノベにありがちな展開です。ただしこの問題というか事件というのが良くできていて、いかにもありそうな今時の社会問題、しかもいかにも困ったという程よさとリアリティーを保っているところが上手です。
物語の舞台はオーナー・暮林と、口の悪いパン職人・弘基という男二人で営んでいる深夜営業限定のパン屋「ブランジェリークレバヤシ」。店名からラノベ的胡散臭さ感いっぱいですが、このパン屋の職人・弘基はヨーロッパでパン修行した本格派です。どうやらパンも旨いらしい。後に判ることですが、実はこのパン屋の2人にも過去にありえない曰くがあるという設定ですがこれは後のお楽しみ。
この奇妙なパン屋に、女子高生・希実が訪れるところから物語りは始まります。彼女はオーナー・暮林の亡妻の義理の妹というめんどくさい設定(これまた違うことが後に明かされます)で店の2階に居候することになるのですが、そもそも彼女自身が不幸な生い立ちで性格もかなりひねくれています。
とりあえずこの二男一女が客たちのトラブルバスターとして活躍します。IWGP的ビブリオ的タルトタタン的タレーラン的な鉄板のトラブル解決連作ですが、問題を持ち込むのが養育放棄されている男の子、変態でひきこもりの脚本家、ワケありなオカマと、この客たち造形・設定が本当に旨いし、それぞれの問題点が実に当世的で身につまされいいお話に仕上がっています!
さらにいいのがパン作りの薀蓄が煩すぎないところ。ビブリオ的タルトタタン的タレーラン的流れでは、古書・料理・コーヒーの無駄な薀蓄で物語がぶちぶちに寸断されてイラついていたのですが、本書はそのバランスがいいです。
パンが食べたくならない読後感も他の二流ラノベとは一線を画しています。読者はパンじゃなくて物語を楽しみたいのです。


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評価 5

購入者投稿日:2017年11月16日

後半はドキュメンタリータッチで真相に迫る

物語はここからが本番で、達夫といい美保子といい、そして合田といい精神的に追い詰められた人ばかり出てきます。彼らを狂気にまで追い詰めるのは、苛酷な労働環境であり、煩雑な人間関係、極度の睡眠不足、嫉妬と羨望、そして真夏の太陽です。「照柿」という色をキーワードに高村薫は3人が少しずつ狂って行くさまを丹念にしつこくしつこく描写し、暑苦しく息苦しいことこの上なし。このドロドロ感は男版「桐野夏生」です。そして、その終点に第3の殺人事件を用意します。
「5日前までは名前も知らなかった画廊に夜中に出かけていって、画廊主の笹井を目鼻も分からなくなるまで殴りつけて殺した。そんなバカげたはなしが・・・」起きてしまうのです。
読者は「そんなバカげたはなしが・・・」起きる理由をつぶさに観察することが出来ます。殺人者は被害者に嫌悪感こそあったものの、殺意も、動機もなく、ましてや突発的な揉め事も生じていません。殺害の理由を読者に納得させる丁寧な背景描写に高村氏の非凡な筆力を感じます。


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評価 5

購入者投稿日:2017年11月16日

前半は推理サスペンスです。

3つの殺人事件「ホステス殺し」「列車への飛込み」「画廊主殺し」を巡って刑事・合田と、その幼馴染・野田がどんどん壊れていく姿を描きます。先の2つは推理物、画廊主殺しはドキュメントとして描く手法も斬新。
名作「マークスの山」で活躍した刑事・合田雄一郎が主人公です。最初から女が駅で電車に飛び込み自殺する場面に合田は偶然遭遇。女は飛び込む直前に男ともめていて、ただの飛び込み自殺でないことを伺かがわせます。さらにその場面に気になる別の美女が居合わせていて・・・・。と掴みはOKなのです。
そもそも合田は別の「ホステス殺し」の事件を追っていたのですが、こちらも複雑な事件でした。この事件解決のために合田刑事のとるアウトロー捜査振りだけで一遍の警察小説として完成できるものです。その上、訳アリの「飛び込み事件」にかかわることになるのですが、この背後には合田の憧れの人・美穂子とこれまた合田の幼馴染・野田達夫が絡んできます。


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評価 3

購入者投稿日:2017年11月16日

コミックの原作風の小説です

西尾ファンには堪能できるのですが、その世界観を経験していない人には何の話かさっぱりわからないのが大いなる瑕疵。今まで西尾維新を経験していない人はこのレビュー飛ばしてよろし。
西尾維新はデビュー作の『クビキリサイクル 青色サヴァンと戯言遣い』であっさりメフィスト賞を受賞したのに気をよくして(?)、この特殊な西尾ワールドを「戯言(ざれごと)シリーズ」としてブレイクさせました。「このライトノベルがすごい! 2006」では作品部門第1位を獲得しています。そしてこの西尾ワールドのスピンオフともいえるシリーズが本書、「人間(にんげん)シリーズ」では「戯言シリーズ」の登場人物・零崎人識を始めとする殺人鬼集団「零崎一賊」を主役としています。「戯言シリーズ」のミステリー要素をばっさり切り捨てて、殺人を生業、趣味、生きがいとする裏世界の組織間によるひたすらバトルに終始しています。
従ってストーリーとして面白いかというと全く面白くない!!!登場人物である殺人者たちの「萌えキャラ」にひたすら頼って、彼らがバトルするのを楽しむという「西尾コアファン」のための小説といえます。
本書では敵役の殺戮軍団「匂宮雑技団」のなかでも「人喰い(マンイーター)」と呼ばれる最悪の殺人鬼・匂宮出夢(におうのみや いずむ)と零崎人識は実は仲良しという設定。組織の掟としてはありえない異組織間のメンバーがチームを組んで殺人ミッションに挑みます。
で、敵組織と戦うのですが、相手は直木三銃士というふざけた名前の3人組(明らかに直木三十五のパロディです)。バトルシーンでは相手が段々強くなるたびにどんどん新必殺技が出てくるという少年スポーツ漫画の鉄則をしっかり踏襲しています。
敵方の大将・直木飛縁魔さん打ち出すただの拳骨はその名も「俺的必殺 問答無用拳」、これに対する匂宮出夢の必殺技は平手打ち「一喰い(イーティングワン)」。この平手打ち一撃で敵は半身がちぎれて消失するのでした。漫画だよ漫画。
ストーリー的には面白くもなんともないのですが、西野の洒脱な文章にハマってしまうところが悔しい。
「不甲斐ない」ってことばあるよなあ。あれってどうなんだ。「不」でしかも「ない」って、要するに「甲斐」はあるのかないのか、どっちなんだ?
うーん、こう言う「頭のいい文章」に魅せられちゃうんですよねぇ.


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評価 3

購入者投稿日:2017年11月16日

物語が急に失速。その訳は?

このケベック編3巻は既に夫が死んでしまって妻のアン・ゴロンのみの手で生み出されているので全体に女性らしい平穏ムードに包まれています。アンジェリクのまたぞろ出て生きた淫乱の血による不義密通と、自分では不倫してるくせに夫ジョフレの不倫は許せずに、ひどく嫉妬をするといった更年期に入っているはずの不安定なアンジェリクの内面に光が当たっています。とはいってもそれなりにエンターテーメント部分も残しており、インディアンの襲撃に対してアンジェリクが単身敵の大酋長と渡り合ったり、夫の不義の相手の息子をいやいや治療したりと女丈夫ぶりは健在です。
さて淫乱なアンジェリクのことですが、「肉体の結びつきで得るものは思っているほど強くはない」と割り切った感を感じさせるケベック編です。何よりも、真の仇敵・ラスボスであるルイ14世がアン・ジョフともに特赦を与えるラストに両手ばなしで喜ぶアンジェリクに対して、ここまで波乱万丈な人生に付き合わされたアンジェリクファンとしては「また罠だよ、きっと」と疑心暗鬼を隠せないのです。
カナダと遠いベルサイユの距離が一気に縮まり大喜びな能天気のアンジェリクの明日はどっちだ。


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評価 4

購入者投稿日:2017年11月16日

敵地仏領ケベックを訪れるアンジェリク夫婦

既に新世界アメリカに入植し、グールズボローでそれなりの地位と領土と富を手にしたアンジェリクとその夫ジョフレですが、何を好んでフランス領の都市ケベックに行くのやら。フランスではアン・ジョフともに国賊であり、反逆者・お尋ね者なのです。したがってケベックでの生活は敵地での生活となるはずでした。果たしてケベックに入港したアン・ジョフ一行の船団には大砲が撃ち込まれなにやらキナ臭い雲行きです・・・。またもや、戦乱ムードかとわくわくした所、実にあっけなく丸く収まり、ケベック領事や司祭とも意外な友好ムード。
前巻までアンジェリクの周囲を脅かしていた教会の黒幕は不在で、アンジェリクはむしろ敵地ケベックでの人気の的となリます。というわけで姿なき敵はいつの間にかいなくなっており(というか実はいるのですが、予想外の小物)、とっととケベックでの新生活の様子と、奪われた過去の地位と名誉を取り戻すための国王との駆け引きにテーマが移ってしまいます。このあたりのつながりが雑というか、強引なストーリー展開に違和感があります。但し新たな街ケベックでは夫・ジョフレにも知られていない、「天使たちの女公爵」時代や「ベルサイユ宮殿の名花」時代のアンジェリクの知人が何人もいて、アンジェリクを悩ましたり励ましたりします。全26巻中の20巻あたりで3巻に出てきた人物が突然再登場という長い伏線にもびっくりですが、これこそ大河小説の醍醐味というものでしょうか。このケベック編20−22巻にはアンジェリクの過去にかかわった人物がたくさん登場します。女性は概ねアンジェリクを応援し、男性は概ねアンジェリクをいまだに未練たらたらであきらめきれないダメ野郎ばかりです。


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評価 1

購入者投稿日:2017年11月16日

ここまでの24巻中一番面白くなかった

なんだかなあ、あと2巻で終わるけどこんなにつまらないのでは、ここで辞めてもいいなああ・・・などと思っていると、ラストに予告編っぽいのがついています。アン・ジェフに強い恨みを抱き「アカディアの魔女」編ではアンジェリクを窮地に陥れた、宿敵アンブロワッサン。既に死んでいるはずのこの魔女がなんと生きていると匂わせて終わるのです。このラストがずるい。
本巻ではアンジェリクは40歳過ぎてもまた出産し(しかも双子)、その後の産後の肥立ちが悪く死の縁へ立たされるところから始まります。彼女を救ったのは愛するジョフレではなくルースとノーミのクエーカー教徒の魔術でした。この辺りから新教徒にもひどく差別されるクエーカー教の話や、カトリック内でもあると言われる宗派間の対立などキリスト教がらみの歴史的な史劇が語られて、非キリスト教徒である塩味など?????で、ついていけなくなりひどく退屈なのです。しかも本筋とは全く関係ない多くの人が宗教的な罪の名において死んでいきます。いやいや重要登場人物の生死は気になりますが、突然現れた人が次の章で死んでも何とも思わないし、このエピソードには何の伏線も暗喩もないのですから、全く無駄な話を膨らませているばかりで、ヲイヲイ ゴロンいい加減にしろよって突っ込みたくなります。因みのこの頃は夫のS・ゴロンは死んでしまっていて未亡人が一人で執筆していますので、ストーリーが変に女々しく「愛だ、恋だ、運命だ、悪魔だ」とぐずぐずしています。以前のように「戦闘、出会い、分かれ、冒険、犯罪」といったスピーディーに富んでいる展開は影をひそめています
最終巻に向けての繋ぎに徹しているこの2巻は全く面白くありません。
スターウォーズの2作目(スター・ウォーズ エピソード4/新たなる希望)、若きルーク・スカイウォーカーの放浪場面ばかりの退屈さに辟易とさせておいて、ラストでダース・ベーダーと一騎打ちシーンを繋げたのと全く同じずるい手法。ライトセーバーを持つ右手を斬り落とされ奈落へ身を投げるルークの明日はどっちだっ!!!とこの作品は駄作でも次の3作目を見ざるを得ないじゃん。
スターウォーズで御馴染の「何だか嫌な予感がする」(I have a bad feeling about this)というセリフもアンジェリクの心の中に去来して、最終巻に向かうアンジェリクの明日はどっちだ!!!


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評価 4

購入者投稿日:2017年11月16日

零崎曲識の一代記。曲識の得物は音。

4話からなるエピソード、第一楽章 ランドセルランドの戦いでは、音を使っての精神操作という掟破りの能力で、やはり殺人集団総角(あげまき)三姉妹を圧倒する曲識を描きます。ここでは曲識の特殊能力の紹介にとどまりますが、続く第二楽章 ロイヤルロイヤリティーホテルの音階では、メイドロボその名も「由比ヶ浜ぷに子」を敵に回しての哀川潤とのタッグ戦を描きます。それにしてもこの「ぷに子」。ふざけたネーミングに似合わずすっごく強い戦闘ロボットです。この章で曲識は哀川と出会い、彼女との共闘を通じてその純情を垣間見せます。
第三楽章はクラッシュクラシックの再会。やはり殺人鬼の無桐伊織は女子高生。零崎人識が彼女の世話役です。というのも彼女は以前の戦闘で両手首から先を失っているため、食事もできないし、入浴、おトイレまで人識君の手を借りています。伊織が姉、人識が弟といった立ち位置で描かれます。さて人識君は伊織のために義手を作るため、曲識に仲介してもらい極悪武器商人、罪口積雪に接触します。裏世界ではその名も聞こえた罪口は最高の義手を作成しますが、その代金の代わりに人識に要求したものとは・・。
第四楽章ラストフルラストの本懐で、零崎曲識の最後の戦い即ち最期を描きます。 曲識が第三楽章で登場の武器商人・罪口積雪に頼んで特注してもらった音楽兵器マラカス、その名も『少女趣味(ボルトキープ)』です。この兵器は戦闘中ずっとカシャカシャ鳴らさなければならないのですが、敵を自在に操る精神感応兵器としてかなり強力なのです。これを携えて闘う相手は全身包帯の女性・右下るれろと狐の面を被った子供・真心の二人。結局戦いに敗れて瀕死状態の零崎曲識ですが、死の間際に初恋の相手・哀川潤と再会し、その胸の中で死を迎えるのでした。
さてこのシリーズは、ずっと読み続けないと話の筋や登場人物の人間関係が解らないと言う非常に困った小説です。連続ドラマ全45話を、14話だけ見ても????となるのに似た意地の悪い構成。但し大河ドラマ並みに大きく構築された世界ですので、読み始めたら全部読まなくては気が済まなくなる、「中毒小説」でもあります。西尾維新の戦略にハマった読者は途中でゲームを降りることができずもだえ苦しむ羽目に陥ります。


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評価 3

購入者投稿日:2017年11月16日

相変わらず有川は胸焼けスィートテースト

ウルトラQ的SFパニック+メディアワークス的ラノベ・恋愛物語。相変わらず有川氏の自衛隊モノは胸焼けするスィートテースト。よく出来ていますが、これを好きかどうかというとおじさん世代は胸焼けして・・・。
突如出現した 「えび型怪獣」 による大混乱。異常事態に潜水艦に緊急避難した13人の子供たちの物語と、怪獣を駆逐すべく奮闘する機動隊・自衛隊ら実戦部隊の苦悩と葛藤を軸に事態収束までの5日間を描く、パニック物語です。
横須賀基地に出殿した巨大えび怪獣軍団。こいつらは人間の体位のサイズで、キチン質の防御骨格と両手の巨大鋏を武器に、人間を襲い、食い散らかしはじめたために大パニックになリます。 基地に停泊中の海上自衛隊潜水艦 『きりしお』の搭乗員・夏木と冬原は、逃げていた子供たち13人を 艦内に保護。艦の周囲をえび怪獣に取り囲まれ潜水艦は動くことが出来ず、いつ来るとも知れない救助を待って大人二人子供13人の窮屈な共同生活を強いられます。艦内生活という非日常世界で子供なりにいろいろな人間模様が描かれますが、ベースには有川作品の基調である甘ったるいラブコメが、しかも大人と高校生という犯罪的な組み合わせで描かれており「メディア良化委員会」出て来―い。というイタい展開となっています。
一方事態の収拾に努めようとする警察組織ですが、圧倒的なえび怪獣の数に手も足も出ません。警備のプロ・明石警部は烏丸警視と共に怪獣から市民を護るために努力しますが、ウルトラ警備隊ではないので有効な手が打てません。自衛隊出動が望まれますが、日本の法規の壁の元に簡単には政府は決断できないのでした。子供たちの大甘ラブコメとは対称的にこちらの物語はリアルな細部にこだわっています。米軍による都市爆撃の予兆、軍事マニアによるインターネット上のお祭り騒ぎ、メディアの狂騒、怪獣専門家の登用など、いかにもありそうなお話が満載で怪獣撃退の困難さを丁寧に描きます。
自衛隊3部作の中では、他の2作品に比してSF的要素が薄く、大量生物による襲撃というパニックモノという点では「黒い絨毯」や「鳥」「ピラニア」を髣髴させますが、そこに禁断の大甘恋愛を絡めるところが有川小説のお約束ですね。よく出来た小説で面白いのですが、好きか嫌いかといわれれば恋愛部分が相変わらずラノベ的でこっぱずかしく、おじさん世代的には苦手です。


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評価 4

購入者投稿日:2017年11月16日

西尾維新ファンには堪らない一冊ですが・・

レビューが難しい本。全編「北斗の拳」ばりの決闘、殺戮で構成されますが、登場人物の洒脱な会話は高校生のおしゃべりのようでジェノサイトの緊迫感は感じられません。西尾維新ファンには堪らない一冊ですが・・・
西尾維新「戯言シリーズ」のスピンオフですが、番外編の本書のストーリーがこれほど広がってきては本家を凌駕する勢いです。お馴染みのキャラクター達が大活躍なのですが彼らの関係を戯言シリーズで知っていないと面白さは半減です。しかもそのキャラクターがいずれも濃くて、数が多すぎ。本書に登場するだけでも、哀川潤、匂宮出夢、西条玉藻、萩原子荻、石凪萌太、零崎人識 、赤神イリアなどどいつもこいつも、変人で奇人で、人間失格な殺人マイスターばかりです。
奴らの系譜を簡単に紹介すると「殺し名(殺人集団)」には、匂宮(におうのみや)、闇口、薄野といったそれぞれ独自の手段や主義を持った集団があって、零崎一賊もその一つ。本書はこの零崎一賊の次男・釘バットを武器にもつ零崎軋識が主人公ですが、長男の大鋏を武器にする双識(そうしき)、彼らの弟である中学生の人識(ひとしき)らが蟻んこを踏み潰すように虐殺を繰り広げるのです。当然敵対する集団との潰し合いにもなるのですが、本書では匂宮出夢、闇口濡衣、闇口憑依らが零崎3兄弟の前に立ちはだかります。
そもそも彼らは、主人に仕えておりその命によって破壊活動を行います(零崎一賊だけ殺したいから殺すという病気にかかっているという設定ですが)。これは戦国時代に侍大将に雇われていた「忍び」に通じるところがあります。甲賀一族、伊賀一族、雑賀衆、根来衆、九鬼海賊、村上水軍など、彼らが持つ独特の戦闘技術;情報戦術、砲術、海戦術などを買われて戦場で活躍する姿と「殺し名」たちの行動が重なります。
とはいっても登場人物の多彩さ個性の強さに比してストーリーは至って単純で、とにかく戦闘に次ぐ戦闘で構成されています。これはたとえて言うなら、天下一武道會か、北斗の拳か、はたまたゲーム「ストリートファイター」か? ストーリーだけ取り上げたらこれっぽっちも面白くないのです。しかし登場人物のキャラクター造形が凝っていてハマったら抜け出せなくなってしまいます。
漫画、ゲーム世代向けの新しい形の小説といえるでしょう。西尾維新は読みたいと思う方は、ます戯言シリーズからどうぞ。


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評価 4

購入者投稿日:2017年11月16日

乱歩賞?しっかり「金融」推理小説でした。

半沢直樹で有名になったので、金融痛快ドラマがいつから推理小説の範疇に入れられたんだ?などと思って読んでみたらしっかり「金融」推理小説でした。
池井戸小説に殺人事件が、しかも連続殺人事件が絡んでくるなんて?と不審に思って読み進めました。
銀行の融資担当の伊木は同僚の銀行員・坂本の不慮の死に疑問を抱きます。坂本の死因は蜂に刺されたことによるアナフェラキシーショック。どうやら坂本は銀行内部で行われている不正融資工作に気付き、殺された節があります。伊木はこの疑惑が自分が昔かかわった取引先である東京シリコンに関するものであると疑い、坂本が追った足取りをトレースします。調査を進める伊木に構内からの圧力アリ、何者かからの嫌がらせアリ、ついには同僚への傷害事件、上司の殺害にまでエスカレートします。一連の事件の裏にある悪事とは何か、真の黒幕は誰かどいう、まごう事なき推理サスペンス構成です。
但し事件の真相を探るのは探偵でも刑事でもなく、一介の銀行員である伊木。警察も早くから介入するのですが、科学的捜査や目撃者探しといった一般の犯罪捜査手技は一切使わず、銀行の帳簿や記録から容疑者をそして黒幕に迫っていきます。このあたりが新しいと言えば新らしいのですが、うーん現実的にはちょっと無理があるかなあ・・・という印象。この新しさが江戸川乱歩賞選考員に好評だったのかしら。
後半に入って深層に肉薄する伊木とその恋人には何度となく危機が迫り、更なる殺人も起こるのですが警察は何もしない。ヲイヲイ税金泥棒といいたいところですが、池井戸さんはこうした筋立てで伊木を追い詰めて生きます。
銀行内の派閥争いや債権の取り扱いなども鍵になっていて、相変わらず金融がらみの背景の中での連続殺人事件です。黒幕の配置も十全で推理物として読んでも十分楽しめる小説でした。


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評価 3

購入者投稿日:2017年11月16日

最初からオチが見えてる設定ですから意外性

ネット上で知り合う二人。女の振りをして語る秀紀と男の振りをして語る千晶。それぞれ惹かれあいオフ会で出会いますがこの恋の行方は・・・。最初からオチが見えてる設定ですから意外性がないと面白みにかけます。
「予定調和小説」というのがあります。読み始めてから数ページで、「きっとラストはこうなるな」と読者に判ってしまうのです。この場合この予想をはずす結末を用意して読者を驚かせるか、もしくは読者も予想できないくらいの波乱万丈なストーリー展開で読者をわくわくさせて最後は大団円を迎えるかという工夫がなければ、凡庸な作品となってしまいます。
「ロミオとジュリエット」などは前者の最たるもので、敵(かたき)どうしのキャピレット家とモンタギュー家の2人が恋に陥り、最後は艱難辛苦を乗り越えて結ばれるかと思いきや、すれ違いのうえに死んでしまうという流石はシェークスピアといった上手い展開で世界中の涙を絞ります。
「宇宙戦艦ヤマト」は後者代表。「必ずここ(地球)に帰ってくる」という結論ありきのうえで、ガミラスと戦いありえない連勝を収め見ている人を飽きさせません。
中には水戸黄門やタイムボカンシリーズみたいに予定調和を楽しむために計算されてあえて作られた定番番組もあって、それはそれで良い味を出しているのですが。
仕事に恋にと何かと悩みの多い29歳の男女のめぐり合いの物語。コンピュータデザイナーの秀紀はキリコという女性名で、輸入服のコーディネーターの千晶はアキヒロという男名でサイトに登録し2人はメール交換だけで惹かれていきます。この時点でこの2人はきっと最後は付き合うようになるぞ、って読者は結末を予想しちゃうわけなんです。この予想を裏切って欲しいところですが、2人はお互いに同性に対して抱く恋心と思い込み、それなりに葛藤がありますが、ついに直接会う決心をします。このオフ会はそれぞれ異性の友人に代理で出るように頼み込んで、実際は代理デートとして成立します。ところが闖入者のおかげでばれてしまい、後ろ髪を引かれながらも二人の関係は破綻するのでした。 秀紀も千晶もネットでの会話を通じてお互いの中身は納得しているのですが・・・このあとお節介の友人のおかげで予定調和となってしまいます。
見た目でなくて人柄から入る恋愛小説という点では新しいのですが、もう一ひねりないと小説としては面白くないですね。


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評価 2

購入者投稿日:2017年11月16日

船戸与一にしてはスカスカの小説でがっかり

農村の嫁不足解消のために来日した中国人妻がヤクザの金を奪って逃亡。この妻を斡旋したNPO法人社長が女を追う。背後には暴力団と中国とロシアのマフィアの影。船戸与一得意のパターンですが・・・。
晩年の船戸作品だけに、その円熟に期待したのですがひどくガッカリさせられました。
彼の小説の黄金パターン「紛争や犯罪の渦中に投げ込まれた主人公が、信念に従って活躍するが、時代や運命の奔流に逆らえない」といった設定は健在ですが、主人公を始め魅力的な登場人物が少ないのがイタイ。
お約束の国際情勢の変動、今回はロシア情勢でエリツィン→プーチン体制に起因する犯罪組織の変貌もきっちり書き込まれています。しかしながら、その影響で生じるロシアンマフィアの末端のいざこざも物語の本筋とは積極的に絡むことはなく空回りしているのも残念。
唯一魅力的だった男気脇役・鉄平もあっさり死んでしまってもったいないなあ。と、全体的に残念感が漂う不完全燃焼小説です。
主人公は、嫁不足に困窮する北陸の農家に中国の寒村から女性を斡旋し国際結婚を世話するというNPO法人を運営する蔵田。この事業はNPO法人の仮面を被っていますが、実は体のいい人身売買で、一人斡旋するのに1000万円のお金が動くのです。ある日斡旋した花嫁・青鈴が突然失踪したことを受けて、法人の信用を失うことを避けたい蔵田は、女を追い北海道へと渡ります。どうやら青鈴は暴力組織の金・2億円を奪った節があり、蔵田は異常性格の暴力団構成員・柏木と合流します。

事件の背後には青鈴の中国における過去、極東のロシアマフア組織間の抗争、北朝鮮情勢とあい変わらず国際情勢の時事ネタをばら撒いていますが、主人公はこれらの時事問題に絡むことはありません。ここが船戸小説らしくなくスケールを矮小化させている残念ポイントとなっています。
青鈴はロシアマフィアの男と同道しているのですが、2人を追う蔵田の前に、次々に起こる殺人事件+謎の中国人殺し屋の暗躍が繰り広げられます。
逃亡した女を追跡しながら非日常のなかで内面が変貌してゆく蔵田。問題をなんら解決でキズの寂寥感が残るばかりというラストもやはり船戸節です。
しかし過去の名作と違い、物語の背景に骨太の思想が流れていないためスカスカな小説です。残念。


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評価 4

購入者投稿日:2017年11月16日

現代の時代劇という称号を与えましょう。

「半沢直樹」そのものの痛快なストーリー展開。マンネリというなかれ、古今東西、勧善懲悪、臥薪嘗胆は感動ドラマの王道なのです。
”半沢直樹”の焼き直しとも言うべき作品で、銀行の闇部を主人公が痛快に暴く話です。半沢直樹シリーズ「オレたちバブル入行組」(2004年12月)、「オレたち花のバブル組」(2008年6月)の間に書かれた作品だそうですので、金融小説(?)作家として売り出そうと画策していた頃のものかもしれません。というわけでパターンとして半沢直樹の焼き直しといわれて仕方がないのですが、池井戸潤らしいテンポのよい文章で、あっという間に読んでしまいました。
エリート街道まっしぐら、銀行の次長まで上り詰め将来も嘱望されている主人公・黒田は五百億円もの巨額融資が焦げ付きの責任を押し付けられ左遷されます。しかし、これは上司と取引先の役員の不正取引を隠すために、自分を罠にはめたものでした。これを知った黒田の身内の不正を暴く復讐劇がはじまります。黒田が陰謀の核心に近づくにつれ、銀行役員、取引先役員を追い込んでいきます。裏金融もからみ物語はヒートアップ、とうとう殺人事件にまで発展していきます。私的な活動で悪人を追い詰めていく黒田の活躍はまさに「仕置人」ではありますが、この時代が買った題名はちょっとイタいですね。
池井戸さんの上手いのは銀行内部、経済の理屈に暗い読者に対しても専門的な金融の仕組みを判りやすく説明している点です。銀行内の慣習や株式、、中小企業の資金調達の苦悩、土地売買の手続きが分からなければ背任や経済犯罪の成り立ちが分かりません。この意味で経済入門書の側面も見せています。
ともあれ地味になりがちな経済小説にスパイ小説並のエンターテーメントを持ち込んだ好著となっています。


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