yakkotuさんの商品レビュー

世にはびこる通説が検証されており痛快です

成功するにはああすればいい、幸福になりたければこうすればいい等のもっともらしい諸説を、証拠に基づいて検証し、証拠に基づいて判定してありかなりの説得力があります。
印象的だったのが「自信があった方が良いか控えめな方が良いか？」の項で、「自信に関する諸説は綺麗サッパリ忘れてしまおう。」と言い切った所です。研究・調査結果があまりに拮抗していたため結論付ける事ができなかったのですが、それが逆に客観的に判断していると感じ好印象でした。

全てのレビューを見る（3件）

ちょうどいい厚み！

今となってはほぼ常識となっている資産のパッシブ運用の利を説いてます。アクティブ運用、保険商品、マイホームなどの経済合理性のない金融商品を忌避している様子が文章に表れており面白いです。
何と言っても文量、文書の柔らかさがちょうどいいです。

全てのレビューを見る（1件）

それぞれ紹介されているエピソードが面白い

特に印象に残ったのは進化論の項。著者の他の本でもよく書かれておりますが、人間は遺伝子の乗り物に過ぎないことがよくわかります。
また全体的には、哲学が科学に周回遅れにされている歴史的経緯のエピソードが顕著でしたが、このようなパラダイムの新旧がわかりやすく書かれており、今後読む本を選定する際に役に立ちます。

全てのレビューを見る（1件）

６つの影響力

自分から積極的に影響力を使うという生き方をする人は少ないと思いますが、自分の身を守る武器として大変優秀だと思いました。人間の心の癖がわかって単純に読み物としても面白いです。

全てのレビューを見る（1件）

小心者の私にはうってつけでした

「不安」に対抗する本です。著者も不安に悩まされていたとの事で、その為内容が具体的で様々な示唆があり各人にピタリとはまる示唆があると思います。「worm(虫)に関する本よりworry(心配)に関する本が少ない 」と訴えるところは不謹慎ながら面白かったです。

全てのレビューを見る（4件）

ご存知、一般人の資産運用のバイブル

この本を10回くらい読めば一般人としての金融リテラシーは完成すると思います。資産運用本の玉石混交は判断できるようになりますし、なにより単純にリッチになれる可能性が高まります。長期・分散・低コストの３要素が全てで、必ず守らないといけないし逆にこれさえ守られていけば何でもOK。家を買って保険に入ってと疑問も持たずに行っていることがいかにハイリスクかがよくわかります。

全てのレビューを見る（4件）

理論的なだけに結論を聞くと悲観的になる

３つの資本は何ぞやという事が事細かく定義解説さておりとても面白いです。金融資本は仕組みを理解すれば改善は簡単ですが、一番ウェイトが大きいとされる人的資本の最大化には長く働くことが必要とされております。生涯共働き、それができる為には好きを仕事に、です。理論的にはその通りですが万人には難しいと感じました。（人間と世界がそのようにできているので著者のせいではありませんが）

全てのレビューを見る（2件）

後半の展開が早い

著者の他の小説が面白すぎて過度な期待があり、もう終わり？という印象でした。

全てのレビューを見る（2件）

最高。子供が小さいうちに読めてよかった。

正直文章は読みづらく文章量も多いですが、子供の特質に対してはこれ以上ない程綿密に研究されておりました。結論も理論的に帰結されており、一般常識とは違う結論なのですがしっかり納得がいきました。一方で一般常識となっている子育て神話に対しては詳細に根拠を示して一つ一つ丁寧に否定しており、やはり納得がいく（というか反論ができない）内容となっておりました。

全てのレビューを見る（1件）

レポートとカテゴライズが秀逸

タイトルの通りで、貧困層の女性に対するレポートとカテゴライズが秀逸でした。若干、文章がメッセージ性が強すぎてダラダラ長く読みづらい部分もありました。

全てのレビューを見る（4件）

痛快の一言

読む人を選びそうなタイトルですが、専業主婦の人、これから成人する位の女性に読んでほしい一冊でした。（そう書いてありました。）何も新しいことは書いてありません。共働き家庭が、専業主婦家庭に対して思ってても口には出さない事が書いてありました。

全てのレビューを見る（3件）

著者の試行錯誤が伝わる一冊でした。

基本的には「ウォール街のランダムウォーカー」の教えを噛み砕いて書いてありました。それに加えて初心者が取っ付きやすい様に漫画のページがあったり、著者の運用履歴が年度ごとに（それも資産額も明記して）公開されていたり、これから資産運用を始める人の背中を押す一冊でした。

全てのレビューを見る（6件）

想像してたよりは踏み込んだ内容の一冊

物が少ないほうが偉い！という価値観ではなく、自分に必要なものを理解する事が大切。といった個人的に納得がいく内容でした。また一方で、物を捨てる時の工夫といった、いわゆるミニマリスト的なアドバイスもしっかり書いてある充実した一冊でした。

全てのレビューを見る（3件）

橘玲さんという人物をより理解できる一冊

橘玲さんの本はおそらく全部読んでます。長らくプライバシーな情報については極力隠されていた方ですが、どのような仕事というか生き方をされて来たかを垣間見れました。著者のイメージが湧く分、他の著書への理解が深まった気がします。

全てのレビューを見る（2件）