かわ8413さんの商品レビュー

どっしりしていていい感じ

３０年以上前にマナスル１２１を購入、以後、１２３Ｒや８Ｒ、ＭＳＲ（ガス式は過去に冬登山で気化せず凍えそうになったのでいまだ信用できない）と使ってきましたが、冬季のテント内使用を想定した縦走時などは、いまだ１２１を使用（ガソリン式は給油やプレヒート時に燃料をこぼすことが多く（単に下手）、幾度となく危険な目に・・・）、最近はソロ用にマナスル９６も購入しました。あとは１２６があれば長時間無給油で使えるのに・・・と思っていたところ、売りに出ていたので迷わず買いました。マナスルは、自分が持っている１２１、９６（あとガソリン式の１６０）いずれも期待に沿うもので、特に心配することもなく、届いてすぐに使いましたが、期待以上でした。職人さんの手作りということで、個体ごとに若干の違いはあると思いますが、所有しているマナスルの中でも一番の火力で（ちなみに九州北部の１０月の気温下で、水１リットルが３分３０秒で沸騰しました）、長時間の使用でも全く問題ありませんでした。一部には、何分経っても沸騰しなかった等の意見があるようですが、バーナーヘッドやニップル、ポンプ等が適正であれば、フルパワー時はガソリン式と比較しても遜色ないと思います（所有しているポンプ式のＭＳＲウィスパーライトインターナショナルや同ＸＧＫとの比較）。過去に、予備で購入したバーナーヘッドの調子が悪く、炎が弱かったり偏ったりといったこともありましたが、いずれもニップルの清掃、増し締め等で解決、個人的には仮に不具合があってもそれを自分で何とかできるようになっていれば、万が一冬山で不具合が出ても自力で直せるようになるのでは・・・と思っています（入山前に道具のチェックはしますので、現場で不具合が出たことはありませんが）。確かにこの種のストーブはガス式に比べれば、重い、点火にひと手間必要等々言われてますが、厳冬期の雪中でもなんら問題なく使えますし、燃料も安くて安全、火力も必要にして十分（しかも微調整可！）、思いのほか風にも強い等々、大人のおもちゃとしての面白さもありますが、個人的には現役バリバリの実用品として優れた逸品と思います。なお、音は大きいですが、オプティマス４５用のサイレントバーナーとライザーチューブ（バーナー部とタンクを接続するチューブ）でサイレント化可能（改造なので自己責任で！）です（自作しましたが確かに静かです）。

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やっぱりいいですね、マナスル

かれこれ３０年以上前の高校生のときに、登山家であった恩師が愛用していたのと同じマナスル１２１を購入しました。高校生という身分のため、ホワイトガソリンは高価すぎて買えず、またレギュラーガソリンも簡単に購入できず、当時店頭に並んでいた123Rや８Rに憧れつつも、マナスルを購入したのですが、その後大学生になり、１２３Rや８R、MSRも購入しましたが、テント内での使用を前提とした場合、どうしてもガソリン式では火事の危険があり（特に123Rはプレヒート時に何度もガソリンをこぼして火事になりかけました、テント内で使わなければいいんですけどね）、結果、今でもマナスルが主力として現役バリバリで活躍しています。ただ、１２１はソロでは少し大振りなので小型の９６をほしいと思っていたところ、たまたま検索であったので買っちゃいました。ソロにはぴったりのサイズで大変満足しています。性能については、最近ではビンテージや時代遅れなどと言われておりますが、火力はガソリンとそんなに変わらず、気温20度くらいであれば1リットルが4分かからず沸騰します（プレヒート時間は省いてですよ）。よく、「何分たっても沸騰しなかった」などという意見をネットで見かけますが、不具合を見抜けなかったか、扱い方を知らなかっただけだと思います。だって、その程度の性能であれば当然短命で淘汰されているはずなのですよ。長きに渡って登山家に愛用されてきた実績があるのです。実際、名機といわれた123Rや８R、MSRウィスパーライト、XGK、最近ではSOTOのMUKAストーブも持っています（ガスだけは、過去に冬山で気化せず死にかけた経験から、いまだ信用できないでいます）が、ソロでテント内での使用前提であれば、いまだマナスルが主力です。風に弱いとも言われていますが、ストーブ自体全般に風に弱いものですし、それを工夫して克服し、効率的かつ短時間で煮炊きをするのが、野外で煮炊きをしようとする者の矜持でもあると勝手に思っています。音に関しては、確かに大きいですが、気になる人はオプティマス４５のライザーチューブとサイレントバーナーの組み合わせでサイレント化はできますよ。バーナー部が大きくなるので私はほとんど使いませんけど。長々と長文で失礼しましたが、コレクターズアイテムとしては勿論、今でも山岳用ストーブとして実用十分の逸品であると思います。

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値段相当ですがカスタマイズベースとして

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１ 良い点・・・
○ まずは、組み立てが簡単であること。
スノコに足をボルトで接続、フェンスは木ねじで固定する仕様で、電動ドライバがあれば、組み立てのみであれば１〜２時間で完成しますし、軽いので体力もいりません。
○ カスタマイズが容易であること
四角いちゃぶ台にフェンスがついたようなものなので、カスタマイズがしやすいですね。私は６基を横に細長く接続して長めのベランダのようにしました。また、小さな子供の落下防止のため、フェンスを２枚追加で購入し、すべてフェンスで囲ったのですが、１枚のみ蝶番等を付けてドアのように開放できるようにしました。
２ 悪い点・・・
○ 作りが雑
ほかの人のレビューにもありましたが、穴の位置や木ねじの締め付けが甘いほか、パーツにも作りに若干のばらつきがあるので、増し締めや仮組み等をしたうえでの修正等をお勧めします。
○ 材質が・・・
良くも悪くも軽いです。つまり木材としてやわらかく加工がし易い分、強度的に不安があるのも事実です。電動ドライバの締め付けトルクを強くすると、場所によっては木ねじがどんどん入って貫通するのでは・・・と不安になりましたし、また、付属のねじやボルト類もなめやすいと感じました。
３ 総括
確かに材質やつくりを見ると値段相当だなぁと思いますが、この値段なので思い切って切ったり張ったりすることができるので、ＤＩＹがほどほど好きな方であれば、将来的なカスタマイズのベースとしていいんじゃないでしょうか（ＤＩＹが本格的に好きな方は自分で材料からカット、加工までするのでしょうけど）。
４ 作る際の参考など
私の場合は、長く使いたいので、木工用腐食防止用塗料を塗りました。色はパイン色を二度塗りしたのですが、元の色となじんでいい感じになったと思います（雑な性格なので塗料がたれてますが・・・）。また、足の下はブロックを加工（構造上、足が２本密着する部分がでてきますので）、グラインダー等で２つ穴をひとつにして砂利を入れ、その上に砂を入れて高さ調整等を行い水平を出しました。また、踏み板の強度に不安があったので、踏み板の下にもともと入っていた梁を参考にして、追加で補強用の梁を入れました（１枚につき２本）が、しっかり感が３倍増しとなりました。組み立て前の塗装や補強等に時間をかけましたが、その分家族全員大満足で、パパの株が上がりました。

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