乳ガンで左胸の全摘してから、好きなスパや温泉は行けないと諦めてました。上手く隠せばよいかもですが、自分が良くても他者への配慮も必要かなと。 バスタイムカバーの存在は８年前から知ってましたが、着用しての入浴に自分の抵抗があり避けてました。この度は思い立ち、旅行の前日に注文して間に合ったので山奥の日帰り温泉に立ち寄ってみました。 受付で着衣を見せて口頭説明しても、初めてなのかいまいちピンときてなかったようで、親切に添付されていたカードを見せて読んでもらったら、快諾してもらえて他の逆になにか言われたときはその旨説明してくださいとのこと。 どきどきしながら、８年ぶりの温泉への入浴。 空いていたこともあり、誰も見てないし、お湯も濁っていたので肩まで目立たなかったようで何も言われませんでした。しかし、初めてはドキドキでした。 大好きな露天風呂に入れて感激です。また、日帰り温泉に行けるんだと、他人と一緒に温泉入れるんだと救われました。 他の方のレビュー読んでたら、理解のない施設や入浴客に詰め寄られたご経験もあると。是非ともメーカーさん、周知ポスターを作って、配布されては、脱衣場に貼ってもらえたら認知はずいぶんと進むかと。 どうしても、病気というものは当事者でなきゃ分からない不便や悩みはあります。でも工夫や周りの理解によって諦めることかくちゃんとQOL は維持できるのですから。 同病患者同士の理解だけでなく、そうでない人たちでも、想像力溢れる優しい思い遣りのある社会の実現こそ福祉社会と言える国なのだとと思います。知ってもらう努力も必要だなと感じました。 この度は、このような商品を作っていただきありがとうございました。