●さわるとフワフワでウサギを撫でているよう。幸せな気分になれます。厳冬の1月半ばから2週間ほど使っていますが、ほんわか暖かくてムレ感もなくとても快適です。
●特に満足しているのがコスパの良さです。
寝具ブランドのN川に同等とおぼしき毛布があり、楽天で調べると倍かそれに近いお値段で流通しています。
●N川のその毛布も同じ日本製(泉大津産)。両面を起毛させた一枚仕立てで、同じく毛足が長く吸湿発熱仕様です。店頭で見かけてちょっと触ってみると、厚さといいボリューム感といい手触りといい(私の印象では)そっくりでした。重さも近く、同サイズのシングルで1.85kgです。
●さて本題のTomin毛布です。見た目の厚さは3センチくらいですが、両手で挟んでぺしゃんこにすると5-6ミリになります。3センチ → 5-6ミリに押しつぶせるのは、びっしり植った毛羽が大量の空気を抱え込んでいるから。見た目よりずっと軽いのもこのためです。抱え込まれた空気は体温と吸湿発熱繊維によって暖まり、クリンプ(縮れ)加工を施されたフワフワの繊維に絡めとられて毛布の中にとどまるというワケです。
ダウンが空気のように軽くて暖かいのとリクツは同じでしょう。
●あとはこのフワフワ感がどこまで続くかということ。しばらく使ってみて問題があれば改めてご報告したいと思います。なお一部のレビューにあった毛玉(?=毛抜けのこと?)は今のところまったく気になりません。