Lightroomでの使用にあたり、MIDIコントローラーとどちらにしようかと悩みながらも、「左手デバイス」の方が、ブラインドで使えるかと思い、当製品を選択しました。
取説の解説は少ないですが、勘が悪い人でなければセッティングは簡単に終わります。ただ使い込むにあたっては色々と細かい不明点が出てきましたので、必要十分ではなく、記載不足です。
使用中、結構頻繁に操作を受け付けなくなることがありましたが、日本語入力と干渉していたようです。英字入力にすると改善しました。
ネットのレビューを見ると、「短押し」「長押し」に機能割当可能という記事を見ますが、排他的で、「短押しはAという機能」「長押しはBという機能」という割当はできません。取説を読めばその旨は(ずばりではないですが)記載があります。割当しようと思って、小一時間ほど試行錯誤してしまいました。
肝心の使い勝手はいいです。マウススライダーよりは確実にはかどりますし、微調整も容易です。調整幅が大きい項目(例えばRAWの色温度)は1単位での調整はできませんが、さほど問題にならないと思います。
キーのセッティング数も十分だと思います。デフォルトのセッティングから何を割り切って、自分の良く使うキーを登録するかは、試行錯誤がありそうです。
--- 1日後追記 ---
セッティングを色々いじってますが、「キーボード不要」にはなりませんでした。レート(1~5)を設定するのに適したキーが無いのが私には痛かったです。
しかし現像モジュールの右ペインでマウススクロールで選択していた機能へのアクセスが容易になり、かつ左手でスライダー調整できる利便性は想像以上でした。ただ、この使い方だとMIDIコントローラーでも良かったかも、という気はします。
願わくば、「長押し」「短押し」で機能割当が変えられるとありがたいです。レートもダイヤルとかで入力できるようにならないかな~。
--- 2日後追記 ---
ダブルクリックと短押しで機能変更できるキーがありました。コンソールではデフォルトでは隠れており、見落としてました。
「SLOW」モードという機能があり調整単位を細かくできますが、ビルトイン機能というおそらく最も使用頻度が高い機能に割り当てできないので注意が必要です。これも取説には書いてません。