使う人を選ばない操作性です
従来、老親用として、起きているとき「エアコン+加熱式加湿器」、就寝中に500Wのオイルヒーターを使ってきましたが、加湿器をきちんと掃除するのもおぼつかなく?なりオイルヒーターだけにしようと考え購入しました。部屋を「暖める」のではなく「寒くしない」ように使えば、電気代も手頃です
デザイン
室温、タイマーダイアルの中に設定値が大きくLED表示される大胆なデザイン。かっこいいです
放熱フィンも工夫されており、オイルヒーター特有の「エッジの危なさ」が視覚的にも低減されています
といっても上級機種のようにカバーで放熱板を覆うようなものではなく、シーズン後の掃除も楽そうです
斜めから見た操作部のハイテク感もいいのですが、真横から見たデザインが、落ち着いています
使いやすさ
室温を設定すれば、自動運転なのがありがたい
そのかわり、出力(消費電力)切替が自動で、任意に決めることができないことが残念
電子制御なのだから、使用者が設定した出力値内で、室温に応じて変えてくれる設計だったら、なお良かった
最高出力を「中」や「弱」に設定できれば、部屋の配線に対し、若干のマージンが取れてより安全だと考える向きもあるだろうし、「オイルヒーターで暖まりながら、同じ部屋でIHクッキングヒーターで鍋物をつつく」という使い方でも、ブレーカー遮断にびくびくせずにいられるのに
もっとも、出力によって通電する放熱フィンの区分が変わるなら、耐久性向上に貢献しそうだし、出力を「弱」に設定したまま「すぐに暖まらない」とか、「暖かくならない」とかの無理筋クレームを防げそうですが・・・
省エネ度
サーモ手動調整タイプではなく、室温を設定するタイプなので、スイッチを付けてそのまま放っておくような使い方でも、暖めすぎを防ぎ、結果、省電力になると思います
「ecoモード」は、どうやら設定温度を「低くするだけ」のスイッチようですが、蓄熱効果?か室温はほぼ設定値通りに維持されています
ところで、デロンギ社のHPで、(オイルヒーターではない上位機種の説明ですが)「暖めすぎを防ぎ省エネ63%」とあります。測定基準がわかりませんが、COP1の電気ヒーターの宣伝コピーの表現としてはいかがなものでしょう?
少しだけ、同社の姿勢に疑問が残りました