■映画「リリーのすべて」のBlu-Ray■
2015年製作の英米独の合作映画。
購入当初、Blu-Rayとしてはお安かったこと、アンバーハードが出演している映画を探していたこと、「ファンタスティック・ビースト」シリーズのエディ・レッドメインが主演ということで面白そうに思ったので注文しました。
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しかし私が男なので、男性目線で観ると、ちょっと気持ち悪い感じがしました。
観終わった後でwikiなどを見ると、世界初の性別適合手術を受けた実在の人物、リリー・エルベを題材とした小説を基に脚色された映画だそうで、心や仕草が男から女へと変わって行く様子を映画化しているのです。そしてエディ・レッドメインの男性器が少しの時間ですが描写されるので、事前にそのことを知っていれば見なかったですが、知らなかったので見てしまいました。
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デンマークの風景画家アイナー・ヴェイナー(エディ・レッドメイン)と妻で肖像画家のゲルダ・ヴェイナー(アリシア・ヴィキャンデル)は仲睦まじく暮らしていた。
ゲルダはアイナーほどの評価を受けていないが、ある時、夫アイナーに女装のモデルを頼む。その絵は画商から評価を受けるが、アイナーは女装した頃から心の奥の何かが変化し始めた。そう、心の奥に眠っていた女に目覚め始めたのだ。
果たして夫婦の絆は如何に。。。。
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夫が女へ変わることを望んでいることに気付いた妻ゲルダはそれでも献身的に夫に尽くす。涙を誘う立ち位置の演技です。ゲルダ役を演じた女優アリシア・ヴィキャンデルは第88回アカデミー賞の助演女優賞を受賞しています。
そしてアイナーの友人ハンス・アクスギル役のマティアス・スーナールツが何故かロシアのプーチン大統領似なのでちょっとクスっと笑ってしまいました。
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観終わった後で、観たくない部分もあったなあと思いましたが、映画の評価ではなく、ブルーレイディスクというレンタル落ち商品についての評価ですから、ジャケットもディスクも綺麗で、映像も問題無く綺麗に再生出来たので、★の減点はありません。