手元にないと落ち着かない一本です。度数やジュニパーベリーの分量から、ちょっと考えてしまう方もいらっしゃるかもしれませんが、VJOPに慣れてしまうと、オーソドキシカルなボタニカル数の(つまりボタニカル数十種類といったものではない)ロンドンドライジンはこれで決まりとまで思うほどです。もちろん、香り立ちはジュニパーベリーが優勢で、他のボタニカルは秘めやかな存在ですが、この組み立てに高揚感があります。ジューシーかつ糖度高めのものを割材としても消えていくことはなく、おうちバーでも使いやすいのですが、やはり、ロックあるいはソーダ割りが1番好きな飲み方です。