ものすごく薄いスライスが、一枚一枚紙をはさんでパッケージされています。機械作業にしても、手間かかっとる。しかしながら、それだけのことはあります。別に上品な部位でない、脂もそれなり、なのに脂を感じません。かといって赤身ともちがいます。よい豚の脂は黒子に徹するか!スーパーのそこそこの豚の切り落とし(じゅうぶんうまいけれど不揃いでバサバサゴリゴリ、脂身はよくもわるくも主張する)専門の人間にとっては、けっこう衝撃でした。紙をはさんでパッケージされてある理由がわかります。これはドサッとまとめて鍋に放りこんで、ザルにバサッとあける、という豚肉ではないですね。牛肉に匹敵する価格と価値の豚肉を未経験のかたはぜひ。