15年前に購入した我が家の「クリプソ コントロール6L」の圧力鍋。すでに製造中止商品だから、パッキンがないと困るなと思っていたが、見つかって良かった。
昨年あたりから鍋本体と蓋の間から蒸気が漏れて、圧力がかかりにくくなり、パッキンの劣化を疑って今回初めて交換した。到着した新品を触った時に、その柔らかさにとても驚いた。我が家の古いパッキンはガチガチで堅く、しなやかさが全く無かったことが分かった。亀裂が入っているわけでもないから見た目では劣化が分からなかった。
新品に交換してからは、蒸気漏れが全く無くなり、それまでより加圧開始が早くなり、火を止めた後も圧力がすぐ下がることもなく、快適に使えるようになった。鍋本体を買い換える必要があるかと懸念していたが、パッキンの交換だけで済んで、本当にありがたい。
我が家では春から初夏に頂く大量のタケノコの下ゆでに使うことが主で、そのほかではあまり料理で圧力鍋の出番が無いが、ほとんど使わないからといっても、やはり15年という歳月ではパッキンは確実に劣化することと、加圧の調子が悪くてパッキンにしなやかさを感じなくなったら交換が必要だと、今回思い知らされた。