昨年末父の肺癌と脳転移が分かりました。脳転移についてはサイバーナイフ、肺癌については免疫療法で対応する予定でした。が、入院前日に右半身が麻痺し急遽検査したところもう手の施しようがない状態。3週間放射線治療をしてもらいその間に受け入れ準備をし実家での在宅医療介護が始まりました。母はもういないのでケアマネさんがヘルパーさんや訪問看護、薬剤師さんとの連携チームを作ってくださり夜勤だった弟が日勤に変えて夜間を見守り、鎌倉の妹と茨城の私でそれぞれフォローをすることになりました。もともと難聴なのに視力もなくなってしまい終末期ではあるけれど白内障手術をして、赤ちゃん返りのような状態になってしまった父が「福岡のもつ鍋と、茨城のどぶ汁が食べたい」といってせめて画像を見せてくれと言ったので、妹は福岡の、私は茨城のこちらのどぶ汁の画像を探し出し、実物のお取り寄せもさせていただきました。こちらの「急いで届けてほしい」というわがままな願いを叶えてくださり数日で受け取ることができました。届いた日から食事が取れなくなってしまいまだ食べることができていませんが、本人が「やはり食べてみたかった」というのでこの週末に家族で集まりみんなで作ってスープだけでも味わおう!ということになっています。この週末が楽しみです!来週にはもう父はいないかもしれません。でもきっといい思い出になると思います。茨城県民ながら私もまだ食べたことのないどぶ汁、きっと一生忘れないと思います。迅速な御対応本当にありがとうございました。