備忘録。
・ステレオジャックにプラグを挿すとスピーカーの音が途絶えます。但し、素通しの音量なのでボリュームコントロールは入力側で行います。(ヘッドホン端子ではないのかもしれません) また、使わないからと外すと信号がそこで途絶えてしまうので、基板上でジャンパする必要があります。
・3ピンのCOM6はサブウーファーのボリュームです。中心がグランド。別に用意したボリュームポットの足に3本とも繋ぎますが、逆接すると動作が逆になるので、動作確認の際はメインボリュームを絞って爆音が出ないようにしましょう。また、ココはノイズに敏感なので、電源を入れたまま信号線に触ると大きな雑音が出たり発振したような動作を起こします。取り付けは最後に行ったほうが良いでしょう。
・サブウーファーのボリュームポットはBカーブが使いやすいと思います。私の環境では50kΩから100kΩで丁度よい具合でした。あまり高くすると全開でも音量が小さくなります。
・3ピンはケーブルセットの物が使えますが、2ピンはソケットを交換しないと入りません。大した手間ではありませんが、ポン付け仕様ではないので注意が必要です。
・独特な基板形状なので、そのままでは四角いケースに取り付けできません。ボリュームポットを基板から外してケーブルで延長すると良いでしょう。普通の片面基板なので、半田付けに慣れた人なら部品の付け外しは簡単です。電源スイッチはボリュームポットのお尻の二極なので、この2線だけをトグルスイッチ等へ繋げば汎用品の二連ボリュームが使えます。
・そびえ立つヒートシンクはラジペン等で折り曲げて、もう一つのヒートシンクと高さを揃えると良いでしょう。(この値段なのでマトモなケースに入れることは無いかもですが)
以上を踏まえて音出しをしましたが、正直、物凄いコスパだと思います。
同社サブウーファー用完成基板7分の1(コチラはパワーアンプも必要なので実際は10分の1以下)の価格で2.1chが構築できます。
カットオフ周波数や位相は固定ですが、タダみたいな値段なので全く気になりません。
面白い買い物でした。