同じアンダーコートを除去する道具であるファーミネーターとの比較になります。
トリミングナイフは刃の角度を調整することが出来るので状況に合わせて融通が効きます。
また刃の細かさの選択肢が短毛か長毛かの2種類(横幅は大か小か身体の大きさによって選べます)のファーミネーターと異なり5種類あるので、
荒い物から細かい物に換えていくことで引っ掛かりが少なく効率的にアンダーコートを除去出来ます。
刃の種類に応じてどこまでアンダーコートを抜くことが出来るかが決まってくるので、
どれくらいアンダーコートを残すのか調整も簡単です。
対してファーミネーターは肌に対して垂直に刃を立てた使い方以外は出来ません。
肌に触れれば傷付く尖った刃なので、枠が刃より出っ張る構造で刃が肌に触れないようになっています。
この構造でも真っ平らな平面なら肌に刃が触れることは有りませんが、
身体は丸みをおびているため箇所によっては刃が当たるため注意が必要です。
またいくらでもアンダーコートを抜けるので抜き過ぎに注意しなくてはいけません。
このトリミングナイフは刃の全長が類似製品より短いので猫に使いやすいです(元々テリア犬のための道具なので刃長が長いものが多い)
製品自体の仕上げも良く、角は面取りされメッキがされているため肌に触れても傷付けにくくなっています。