おもてなしが温かく大好きな石川県。コロナ以降久しぶりに旅行した帰路の小松空港で地震に遭遇しました。
欠航で足止めになり空港付近の土地勘はなく、津波が来るかも知れない恐怖と共に一夜を過ごすのは不安でした。夜中の消灯になっても深い眠りにつけず横になっていたところ、そっと毛布を掛けて戴いたので御礼を言って身を起こそうとしたら「どうぞそのまま、ゆっくり休んでください」と言う囁きを聞き、全身を包むあたたかさで、いつの間にか熟睡していました。
無事に過ごした翌朝、臨時便予約ができた搭乗前に空港の方々へお礼を言ったところ、毛布は小松市からの支援と知りました。空港の売り上げに貢献するためお土産を沢山買って帰りましたが、あの一枚布の安心感と優しさに恩返しをしたく、ほんの数口寄附の自己満足で恐縮ですが役立てられれば幸いです。