このGTS1976というシリーズは大変おすすめなロックTです。まずボディは当時物のアメリカンブランド(フルーツオブザルームやアンビル等)の6オンスくらいのミディアムヘビーウエイトで、ハリコシのあるしっかりした生地ですが、横方向には比較的伸縮性もあるので、70年代風にタイト目に着ても快適です。サイズはアメリカンブランドと同じサイズで、身幅が2インチ(5センチ)刻み。プリントはブラックボディの場合、薄めのラバープリントで、着込むとヴィンテージのようなひび割れカスレが期待できそうです。襟リヴは幅広で伸びずキツすぎず実用的にベストな仕様です。縫製は昨今主流のギルダン等米国ブランド並みにしっかりしていて、さすが高品質なタイ製品です。当時物のロックTのヘインズのようなパキ綿(当時イベント用に安く作られたパキスタン製のライトウエイト生地)とは異なり、フリーホイーラーズ やマッコイズの様な国産アメカジブランドのヴィンテージレプリカ並みのクウォリティでありながら、値段が大変お手頃。色柄違いで買い漁りたいです。