アコギ(Legend by Aria FG-15)にマイク取り付け。VOX mini5 rhythm に入力。出力切り替えスライド選択を0.1w/1.5w/5wのうち5wに設定。VOX mini5 rhythm とアコギと自分の頭を正三角形に配置。それぞれの距離は約60cm。エフェクトつまみは0設定(効かせない)。ディレイつまみは0設定(効かせない)。AMP選択はLINE(生音)。TONEのHi/Loはセンター(効かせない)。
このとき、Volumeツマミがセンターから反時計方向へ約30度くらいで、「VOXスピーカー音」と「ギター生音」の音像がセンターに来ました。こんな感じですのでもっと出力の大きいアンプに繋げば素人のPAには十分使えるでしょう。
同店の1080円のマイク式ピックアップと比べて音質が良いです。かなり出音がリアルです。某ネット上ギター講師が「コイル式よりマイク式のほうが音が良い。場合によってはMIXしたほうが良い」とおっしゃってました。が、それは良い意味で当てはまりませんでした。
外観について。両端の弦は丸穴のセンターに来ていませんので取り付けた時は不安がよぎります。ですが、内側の4弦と遜色なく音を拾います。(実際は音ではなく弦の振動を拾います)
細かい動作について。第1弦を弾いて発音させてから弦に触り発音を止めます。しかし、アンプからは弦の音がします。残りの第2弦から第6弦を触るとアンプからの弦の音が止まります。そうです。共振した弦の振動すらも拾っているのです。これは凄い。なのにノイズらしきものは聞こえません。電磁誘導に感謝です。フレミングに感謝です。ただし、マイク式と違ってボディーを叩いてもその音は拾いませんので注意が必要です。弦とピックアップまではそこそこ間隔があるのにこれだけの動作をするとは、びっくりを通り超えて感激に近いものがあります!
エレアコ買わずに、アコギとこれを買ったほうが良いと思います。エレアコのピックアップが壊れてこういう後付けピックアップを求めている人も多いですから。
最後に、取り付け取り外し時、ギターに傷を付けないように注意ですね。ちょっとだけ?怖いです。