最近 地元の水道水に基準値超えのフッ素化合物(PFOS/PFAS)が含まれるのでは…という各種報道があり、実感としてもシャワー後のカサつき・痒みがあったため、シャワーヘッド交換を検討していました。
まず結論としては、比較的 安価に効果が実感でき、大変満足しております。
いろいろ調べたところ、一般的なシャワーヘッドは塩素除去を主な目的としており、アスコルビン酸ナトリウムや亜硫酸カルシウムをろ材としているようです。
メリットはろ過速度が速いので水圧を必要とするシャワーに向いていることと、迅速に塩素除去できることのよう。デメリットはフッ素化合物の除去は想定しておらず、当然ろ過も不可能ということです。
対してこの製品のろ材は、飲料用浄水器などと同様の活性炭を使用している珍しいタイプです。デメリットとしてろ過速度が遅いため、シャワーヘッドに採用するメーカーは少ないようです。実際、水圧は若干ですが弱くなりました。
メリットは塩素以外の化学物質の除去も可能ということです。
そこで活性炭使用のシャワーヘッドを探していてたどり着いたのは、フッ素化合物の除去を公式に謳っているウルオいそうな名称の某製品でしたが、価格が高いため躊躇してしまいました。
比べてやや安価な東レ製のこの製品の場合、公式サイトでもフッ素化合物除去については触れておらず、塩素以外ではカビ臭(2-MIB)や農薬(CAT)除去のみの情報でした。
ただ基本的なろ過の素材は同じため、当製品でも さほど大きな差はないのでは?と思い購入してみましたが、交換後はカサつき・痒みが見事になくなったので、しばらく使い続けようと思います。