小学校の卒業式に。
手にしたときは思ったより薄手に感じましたが、しっとりしていて身体に沿います。落ち感も程よく、袂のドレープがきれいに出ますし、おはしょりも浮かずに取れました。
黒いスーツの方が多いなか、やはり濃色の方が浮かないです。
全体にラメが入ってますが、それほど煌びやかではありません。スーツでもツイードのラメがありますし、特に気になりませんでした。
黒系の着物は重厚感が出やすく難しいのですが、柄が小振りで上品なのと、多色ではなく控えめな色で程よい軽さがあります。葡萄蔦柄も縁起が良くてモダンです。
ただコーディネートして頂いた小物(卒業式用と年代のみ申告)が金ぴかで。それこそ結婚式か披露宴の親族か、それ以外では考えられない組み合わせでした。
小物はいざとなれば自前のを使う予定でしたので、細かくリクエストしなかったのですが、もし利用されるときに、具体的なイメージがあるのなら、色味等を伝えておいた方が良いかと思います。
私は伊達襟を付けないことで軽くし、光を押さえた白銀ベースの帯と、パステル色の帯揚げ、紅紫の帯締めを使用しました。周りから高評価でした。