スネよりも赤身肉らしさのあるウデ肉。淡泊なのに旨みが濃く、エゾシカって本当に美味しいなあとしみじみしてしまうお味です。一見すると脂や筋のようなものが目立ちますが、入り組んだ筋肉質の部分なので取り除くのはかなり困難。ですのでそのままぶつ切りで煮込んじゃいましょう!…というか実はこの部分、火が入るとぷるぷるホロリとして美味しかったりするので取り除くなんて勿体なかったり。500g余すところなく戴けちゃいますし、お値段的にもお試ししやすいですし、是非召し上がってみてくださいませ。煮込み料理、おすすめです!
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画像:中央の煮物にウデ肉を使っています。
前回トマト煮にしてみた際、和風でもいけそうと思って煮物にしてみました。昆布と鰹の合わせ出汁+日本酒で先にウデ肉を2時間ほど煮ておき、その後に大根と蒟蒻を合わせて刻み生姜を少々。味付けは塩と醤油のみであっさりとし、もう2時間ほど煮込んだのち常温まで冷まして味を含ませれば出来上がりです。醤油を濃いめにして甘辛くしても美味しいかもと思ったので、今度はそうしてみます!