2002年から令和4年6月現在で、37巻とガンガン史上最大の長編化している藍蘭島の著者さんの作品。 藍蘭島の主人公が男性なのに対して、こちらは枚挙にいとまがなく、面白さはまさに玉石混淆といった日常系+アルファもの。 この書の場合、プラスアルファののネタ部分は、通常あり得ない変な部活といったたぐいのものであるが、たんていぶとありながらも、殺人などの重いテーマは皆無で、どちらかといえば日常系の度合いが高いです。
藍蘭島のキャリアが長いだけに、キャラの書き分けは髪型以外個人的にはもう少し画力が向上してほしい感はありますが、人間関係や性格などの側面はきちんとしているので悪くはない印象。
キャラに思い入れのある方は12巻完結とそれなりにコンパクトに収まっているので、フルコンプしても悪くはない作品だと思います。