完結にあらすじに言及すると、リアルテイスト色が高いストリート・ファイトもの。 よって、これ以前に流行った「餓狼伝」「軍鶏」などと大きく相違して、登場人物が観客を入れてファイトするようなシチューえーしょんはない。 ビーバップハイスクールの流れをくむようなひと昔前のヤンキーものやアウトロー系のテイストも多少入っているものの、著者の力の入れどころはあくまでリアルファイトなので、格闘好きな方には結構お勧めできます。 著者のうんちくが多少邪魔と感じる方も居られるかもしれないが、こういったスタイルの漫画は少ないため、個人的には新鮮味があってなかなか楽しめた。 ストリートファイトなので、喧嘩のバックボーンがボクシングはもとより空手や柔道はもとより、剣道なんかもあり、結構先の展開が楽しめます。 映像化はされた経緯はあるものの、流石に「バキ」の様に人気のコンテンツにならなかったため、知名度は低いが、比較的幅広い層にリコメンドできる作品。 尚、作者ののちの作品である「自殺島」も
なかなか個性のある作品なので、作画等が気に入った方にはそちらもおすすめしたいところ。 どちらの作品もほとんど令和5年の時代であれば、ワンコインでコンプできる可能性が高いので、フルコンプしやすいのも好印象。