元々東方が弾幕シューティングの同人ゲームであることは勿論知っており、主にYouTubeのゆっくり系でもよく素材使用されていることから、同人アレンジCDやねんどろいどなどはちょくちょく集めてきたのですが、漫画類は全く所有していないに等しかったので、手を出してみました。
某外資系超大手通販ショップさんでのレビューも高かったのも後押しになりました。
取り合えず、ワンコインものを5冊ばかり購入してみましたが、1巻からして既に読む気力がなくなりました。
一言でいえば、同人誌としてはありなのでしょうが、これが商業誌で出されていることにはなはだ疑問。
内容としては、出だしから世界観が分かりにくい。(セリフでの説明もそうですが、風景も非常に分かりにくい。)
キャラ達のやり取りも、ギャグ系・怪異系のどちらに転んでも引き込まれるものが無いというの非常に痛い。
という感じでした。
東方の日常系物として読める方は大丈夫だと思うのですが、怪異にしてもある程度「ホリック」や「化物語」の様に、バックグラウンドの説得力は皆無ですし、かといってドッカンドッカン笑えるシーンがあるというわけでもないですし、さらには熱いバトルシーンやお色気シーンなど、この作品の指針を決める唯一無二のものが無いのです。
2巻以降読み進める気力も沸かないので、珍しく低評価を付けましたが、唯一の長所としては同じく一迅社で有名なゆるゆりと同じ大判で読みやすいといったところぐらいでしょうか?
久しぶりに、1巻を読んで即全ての購入巻を売ってしまおうと思ったのは本当に久しぶりだったような気がします。