8巻完結、9巻、10巻はその後談、スピンオフです。
私はおばちゃんなので、どの子の気持ちも理解できるなあと思いました。なんか、本当に胸が締め付けられる思いです。
主人公の12歳から26歳までのお話ですが、主人公も周りの子もいろんな問題を抱えながら成長していきます。周りの大人の言葉にも癒されたり、はっとさせられたり。名言もたくさんあり、でも説教臭くもなく、芦原先生の凄さを感じました。
私の好きな台詞は、7巻で大悟が杏に言った「お前を幸せにするのはオレでも藤でもねえ、お前自信だが」です。その後に、「頑張れ、負けんな」と続きます。突き放しているようで、でも愛情のこもった言葉。杏にとってもここから先の生き方が変わってくるそんな言葉です。
私も数々のマンガを読んできましたが、かなり読みごたえがありました。ストーリーの展開が気になって、気になって一気に読んでしまいました。気になったなら、是非読んでみてほしいです。