噂では「自衛隊の訓練に使えるようにリファインした」とされるタナカの9ｍｍ拳銃ことP220ですが、 その評価の通りのポテンシャルは有していると思います。（旧製品が「ガスで動くモデルガン」とお粗末すぎるという側面がありますが） 自室で試し打ち程度ですが、ガツンとくる反動と「狙ったところに当たる」集弾性の良さには 今日まで東京マルイやKSCのP226で代用していた方々にも満足して購入できると確信して言えます。 マガジンの冷えも体感的に東京マルイと同じか、やや早く冷える感じに思えます。 ただ、スライドの渋さには閉口させられ「初期不良」として交換をお願いしようかと思ったほどです。 一般的なガスブローバックの場合、スライドが「ヌルヌル」動きますが、 こちらはまるで細かい紙やすりが張り付いているような「カサカサ」した引っかかりを覚え、ちょっと躓くと途中で止まってしまいます。 とはいえ「9ｍｍ拳銃の代用品」ではなく「真の9ｍｍ拳銃」が手元に所有できる満足感が代えがたく 自衛隊装備サバゲーマー、自衛隊ファンのシューターの方には必須の一丁です。 （自衛隊で使っているハンドガンが欲しいけど、やはり信頼性の高い方が……というのであれば 11.4ｍｍ拳銃ことM1911A1、特殊作戦群で使っていると噂のUSP、海自の特殊警備隊や訓練時の「代用品」として活用されるP226、 次の「9ｍｍ拳銃」にトライアル中のグロック17……といったハンドガンも並行して使っていくのも手かと思います）