今回は、もも肉、バラ肉、ロース肉の三種類を購入して、真っ先にソース作りから始めた。
ジュニパーベリーと粒胡椒を砕いたものと赤ワインビネガーに一昼夜漬け込んで柔らかく戻したドライイチジクを刻み、手作りブラッドオレンジゼリーと一緒に漬け込んでいた赤ワインビネガーと赤ワインとバルサミコ酢と蜂蜜を合わせて、とろみがつくまで煮込み、平行してもも肉とロース肉を二人分切り分けて、塩と胡椒を擦り込み冷蔵庫で2時間くらい寝かせた後で肉の周りを短時間高温で焼いて焦げ目をつけて下処理を施し、真空パックをして低温調理器を70℃で20分間にセットして、完成したローストから出た、鹿のドリップを二つの鍋に分けたひとつに入れて保温しながら、もう一つの鍋には砕いたミックスナッツを入れて煮上げたナッツソースの二種類のソースをロースト肉とボイルドポテト盛り付けてイタリアンパセリとフェンネルの葉で飾ったものにかけて大変美味だった。蝦夷鹿肉を始めジビエは強火で長く焼かない事が柔らかく美味しく食べるコツかな?
肉の中心温度は長くても70℃で5分もキープすればウイルスや菌の心配もなく安心して食べられる。