大阪万博にメインバッグとして持っていきました。小さく縮小しているサイズの方で、ちょうど万博の荷物検査の大きさ制限に引っかからないピッタリサイズでした。始まったばかりの万博の、寒さ暑さ雨対策グッズ・熱中症予防のペットボトルまで余裕で入り、大助かりでした。また、万博は荷物を預けるコインロッカーのようなものが敷地内にはほとんどないので、つい買ってしまうお土産やパビリオンでもらうパンフレット等も余裕で折らずに入り、とても良かったです。
以前別のメーカーの同じように大きさが変えられるバッグも購入しており、そちらも重宝しているのですが、そちらの不満な部分はショルダーベルトとバッグを繋ぐ部分が金具ではなく、プラスチックで、軽いのはいいのですが、荷物が重くなってくると軋んで割れそうな音がして、壊れるのではないかと不安になっていました。ですので、anelloのバッグは、プラスチックと金具のタイプがあるようでしたので、迷いなく安心して使えそうな接合部分が金具タイプの方を選びました。結果、かなり荷物が重くなっても軋みひとつなく安心してショルダーでも使え、満足です。ショルダーも太めのベルトで肩に食い込みにくいのも良いです。ただ、金属なのでプラスチックよりは重さが出ているとは思います。
個人的に唯一不満だったのは、特徴とも言えるメイン開口部がガバッと開くがま口です。一気にガバッと開いて中身が確認しやすいのはいいのですが、がま口にするためにチャックの両端まで長い金属棒が入っていて、そのせいで端から端までチャックを開けて全開にしないと、中のものがほぼ一切取り出せません。せっかくチャックが二つついているのに、万博の混雑した中で、ちょこっとだけ開いてタオルを取り出したいな、とかそういうちょっとした使い方ができませんでした。また、閉める時も開口両端をピッタリ合わせないとチャックがしまらず、何気なくチャックを閉める動作ができなくて、一々立ち止まってはがま口の両端を合わせて閉める、という動作をしなければならずそれがストレスでした。がま口に縫い込まれている金属棒だけでもかなりの重さなので、個人的にはがま口の金属棒は全部無くして、軽く、ちょっとだけチャックをあけられる仕様の方が嬉しかったです。底部分と接合部分の金属部品だけで充分満足です。また、バッグとして持ち歩くにはもう少しポケットが欲しいなと思いました。