15歳のおばあちゃんニャンコが巨大結腸症で、便秘が徐々にひどくなり自分では排出できず、1ヵ月に2回以上動物病院で摘便をしてもらう状況が半年ぐらい続いてました。その間餌を変えてみたり、病院でもらった下剤を試したり、腸マッサージをしたりといろいろと試してみましたが、多少改善してもしばらくしたら摘便してもらわなければ、排出できず餌も食べられない状態でした。
ベンスルー、ベンスルーEXもかつて試したことはあったのですが、ベンスルーが混ざっていると餌を食べようとせず、ウェットのエサにサンドイッチしたり、液状にして流し込んだり飼い主も猫も苦労しながら与えてました。しかし苦労した割には目立った結果が現れず、病院から新たな薬をもらったのがきっかけで遠ざかってました。
いずれの薬もこれといった効果がでないまま半年以上経った時、餌箱の中にまだたっぷり残っていたベンスルーに気付き、捨てるのももったいなかったので、水で溶いて手元にあったチュールを混ぜて与えてみました。するとそのチュールとベンスルーの相性が良かったのか、全く受け付けなかったベンスルーをチュールと一緒に喜んで食べたのです。うちの猫はチュールにも好き嫌いがあるし、そんな好きではなかったのですが、喜んで完食したので便秘改善にあげている餌の他に朝夕二回毎日与え続けてみました。
その結果、毎日快便というわけにはいきませんが、日々少しずつ排出し、1週間に一度くらいポロポロの便をいくつも出しています。これまでで一番いい効果で摘便の回数も減りました。
自分で排出するのも大変そうですが、摘便するよりはずっと楽に思えます。今後もこういう状態が長く続けばいいと思います。