コミック本用の薄型書庫は何種類か他店でもありますが、A5版がギリギリ入る奥行を持つ薄型の書庫が必要で買いました。
色と質感はニトリのカラーボックスのダークブラウンに近いイメージです。
4枚ガラス入り扉なので、遠目に見るとチープ感が少ないので、見える場所に置いても大丈夫かと思います。
写真の棚板のうち、上下方向中央の板は説明にあるとおり固定式です。
したがって棚は4区画に分かれており、一つの区画の高さはおよそ43.5cmとなります。
可動式の棚板の厚さは2cmです。
そのため、奥行きは一般的なコミック本用の棚では入らないA5版サイズの本(約21cm*15cm)も入れることができるのですが、可動式の棚板をA5版が入る高さに合わせると残りは18cm程度になるのでA5版は入りません。
棚全体としてはA5版は2段、残り2段はコミック本や新書・文庫本用となります。
全体であと数センチ高さがあれば、A5版をぴっちり収められるので残念です。
組み立ては一人でやるとおよそ1時間程度掛かります。
部品点数はそんなに多くはありませんが、扉は底板と天板で挟んで固定する構造なので、天板と扉を同時に取り付けることになり、工夫して膝などで扉を押えながら天板を載せる作業となるので、二人で組むほうが楽なのは確かです。
天板は天板にねじ込んだシャフトと側板に入れるカムでかみ合わせて固定する方式なので、天板にネジ頭が出ないのは良いのですが、空の棚全体を移動するために天板を持っても微妙に浮きます。
強度的に不安なので、天板からビスを4本ねじ込んで使っています。
棚の背板も両面化粧タイプで、天板や側板の背側の木口も化粧してあるので、背側が見えてもいい作りということになっていますが、作り方通り作り最終的に補強する背板の隅に刺しこんでビス留めする樹脂部品をつけると、一気に「裏面」という雰囲気になります。
気になる人は樹脂部品を付けないか、多少使い勝手が落ちますが棚の内部側からビス留めすることになるかもしれません。
なお、全体のバランスを見ながら上手に打って行かないと、微妙に棚が歪むのか扉の建付けが悪くなりますので、注意すると良いです。
参考までに楽天のマラソンの時に10,000円で買いましたが、レビューを書いている今は9,000円になっていました。