認知能力が低下した高齢者向けに。
(1)感想
表示内容(「M月D日」、「第N・W曜日」)に限定、大きく表示する点が良い。
でも、目の前に置いてジィーっと見たときに疑問に思う点が多数。
(2-1)
・表示バランス(文字サイズ)がバラバラ、、、(ワタシの頭が固いのだろうと)
表示内容毎に文字サイズが異なる点は、識別を容易にさせる効果と、特に高齢者の視覚や認識力に刺激を与える可能性がある点で良いのだろうと、考えることもできる。がどうにも、、、
いえ、曜日の左上に添える「第〇週」の文字が(相対的に)小さくて気付きにくい・読みにくい、とか、利用する方が、横書きメインの表記の中で唯一の縦書き表記である「第〇」を「第〇週」と理解できるかどうか、とか、、、
(2-2)
使用者が理解しやすい方法を(メーカーさんが)検証の上で採用しているのなら良いのですが、「これとこれを表示させてほしい」とか「文字を大きく」という要望だけを聞いて、「とりあえず『〇日』と『〇(曜日)』だけを、とにかく大きく表示させよう」というレイアウトなら、あまり意味も魅力もない。
添え書きのような「月」や「日」、「曜日」を液晶に表示させるより、縦横を入れ替えた上で表示レイアウトを変更、添え書きをフレームに印刷すると、文字を大きくできると思います。
この点、現状の表示方法を見たときに、
・「M月」を1行に表示
していながら、
・「D日」の「D]と「日」を別行に表示
・「W曜日」の「W」と「曜日」を別行に表示
している妙なレイアウトと比較するなら、この(上記の)方法の方が、文字の並びも素直ですしね。
さらに、フレームの内側を少し形状変更して「月」の部分だけ液晶側に凸にすると、さらに素直な形が実現できると思うのですが、どうでしょう。(その際に少し価格が上昇することはご愛敬!)
というか、そうした製品で良いと思えるのですけれどね。
先に他の購入者さんも指摘していらっしゃいましたが、「日曜日」には大きな文字で「D日」と読める点は、混乱の素かと。
(3)まとめ
本欄ではダメだしをすることになりましたが、充分に検討・検証されてのこの設計ならおkです。
ひとまず、高齢者を前にして本品の表示を指さしながら「今日は、M月D日、W曜日だね!」とすると、当人は理解できているようですので、まあ使えています。